「Choosatron」は昨年7月にKickstarterにて7万5,000ドルの資金獲得に成功したプロジェクトで、デベロッパーJerry Belich氏によって設立されたMonkey with a Mustache社が開発を担当。全てをWi-Fiと接続することを目指すArduino対応開発キットSpark Coreを採用しており、インクの必要がない感熱式プリント装置や圧電スピーカー、マイクロSDカードスロットに内部メモリを搭載しています。なおこのSpark Coreも同年5月にKickstarterにて資金調達に成功したプロジェクトです。
開発陣が想定する「Choosatron」の仕組みは、ユーザーたちがお互いにストーリーを製作し、Wi-fiかUSBを経由してそれを共有するというものです。内部メモリに記録されたストーリーを選択すると、感熱式プリントでロール紙に物語が刻まれ、そして選択肢の場面まで到達すると停止します。プレイヤーは4つのボタンで選択肢を選び、また物語は進んでゆくというわけです。
「Choosatron」は第1弾出荷分の予約販売が11月15日まで受付中。通常価格は169ドルとなっていますが、現在は10月20日まで149ドルにて購入できるセールが実施中です。このほか海外発送やロール紙にそれぞれ別途料金が発生します。
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