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【東京ロケテゲームショウ】会場でひときわ目をひいた「社長ゲーム!?」の数々

11月3日、板橋区立グリーンホールで東京ロケテゲームショウが開催されました。同人ゲームやフリーゲームと混じって、なんとゲーム会社の現役社長たちが手がけたゲームも出展されていたので紹介します。

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11月3日、板橋区立グリーンホールで東京ロケテゲームショウが開催されました。本イベントは小規模開発によるゲームの公開ユーザーテストを行うものです。同人ゲームやフリーゲームと混じって、なんとゲーム会社の現役社長たちが手がけたゲームも出展されていたので紹介します。

『音楽家サカモトにゃんの冒険』 by M.E.N.S.4



M.E.N.S.4はPSM GameJam 2013 Winterに参加した4名の社長による開発ユニットです。『ジャンピングフラッシュ!』などで知られるムームーの森川幸人氏、『勇者のくせになまいきだ』シリーズを手がけるアクワイアの遠藤琢磨氏、 『どこでもいっしょ』の生みの親であるビサイドの南治一徳氏、『討鬼伝』などの多くのゲーム音楽を手がけてきたノイジークロークの坂本英城氏という豪華メンバーが一堂に集っています。

出展作品の『音楽家サカモトにゃんの冒険』は「サカモトにゃん」と呼ばれる主人公が楽器を奏でながら星を集めるアクションゲームです。3つのボタンに対応する楽器を奏でることで地中に埋まっている星のありかをソナーのように探知します。星がある場所でジャンプする星がゲットできます。

ゆるい雰囲気のイラストと楽器の音が調和したユニークなゲームに仕上がっています。もともとは30時間という短い期間のゲームジャムで制作された作品。今後もブラッシュアップして無料配信を計画しているそうです。今回のロケテゲームショウではメンバー全員が参加しており、会場内でもひときわ賑やかなブースでした。



『PooPride』 by 株式会社ダイスクリエイティブ



株式会社ダイスクリエイティブは岩田聡氏時代のHAL研究所に起源を持つゲーム開発会社です。多くのコンソールゲーム開発を手がけてきましたが、昨今ではスマートフォンゲームに力を入れいます。自社開発の最新作『PooPride』はなんと世界のうんちが登場するチキンレースゲーム。社長の小関昭彦氏自らがうんちのコスプレをするという異様な力の入れように正直、ちょっと身構えてしまいました。

ゲーム内容はいたってシンプル。1対1のチキンレースでタイミングよくブレーキを踏むだけです。失敗すると当然、崖の向こうにうんちが自ら身を投げてしまいます。単純な内容ですが、以外と類似するゲームを見たことがなく、予想以上に楽しめました。うんちのキャラクターも無駄にバリエーションが多く、飽きさせない作りになっています。

当然だとは思いますが、App Storeからはその内容ゆえにリジェクトが決定したようです。そのため、今のところAndroid版が11月内にリリース予定。清々しいまでに直球のバカゲーだけにどれだけ受け入れられるか楽しみです。

《Shin Imai》
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