Ubisoftより、GDC 2015で医師の処方箋なしにはプレイができないゲームを開発中であることが発表されました。『Dig Rush』と呼ばれるこのゲームは弱視の治療を助けるもので、古い3Dメガネ、いわゆる雑誌の付録などに付いていた赤と青のメガネを利用してプレイします。
医師から処方されたタブレットと3Dメガネを利用し、プレイヤーは鉱夫となり、宝を探して危険な洞窟を探検します。ゲームのほぼ全てがモノクロで描かれており、自身が操作するキャラクターと敵、目標が様々な色で描かれており、両目で見なければ見えないようになっています。赤と青それぞれの色で描かれたものどちらもクリアに必要なため、片目だけで見ている場合にはクリアができません。ステージはそれぞれ三ツ星で評価されるようになっています。
本ゲームはMcGill大学の研究を利用して作られており、同大学でも似たようなものを使用した結果、弱視の患者の90%が1日1時間のプレイをするだけで、4~6週間で回復の傾向を見せたとのこと。
問題のない人がプレイすることはなさそうですが、ゲームで目が治療できるという現実が近づいてきているようです。
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