SAG-AFTRAの発表によると、ストライキの権限行使にはメンバーの75%の賛成を必要としていましたが、10月6日に締め切られた投票の結果96.52%の賛成票を得たとのこと。同組合は、2014年12月31日で失効したインタラクティブメディア協定を、新たな条件の下締結すべく、今年2月と6月に交渉を行っていましたが決裂していました。
交渉の焦点となっているのは、ゲームが成功した場合の追加報酬の設定、収録時の過剰にストレスがかかる場合の待遇改善、スタント撮影時などにおける安全性の確保、収録中のプロジェクトに関わる透明性の確保の4点。今後はストライキの行使も視野に入れた交渉が行われると考えられ、場合によっては開発に影響を与える可能性も予想されます。
交渉はEAやActivision、Disney、Warner Bros.などの主要パブリッシャーに加え、Blindlightといった小さなレコーディングスタジオを含めて行われるとのこと。ゲーム業界に少なからず影響を与えるであろう交渉に注目が寄せられます。
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