『STAR WARS バトルフロント』プレイレポ―各モードのプレイフィールやβ版との違いをお届け | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『STAR WARS バトルフロント』プレイレポ―各モードのプレイフィールやβ版との違いをお届け

国内では11月19日にPC/PS4/Xbox Oneで発売された、EA DICEのSFシューター最新作『STAR WARS バトルフロント(Star Wars Battlefront)』。本作のPS4版のプレイレポをお届けします。

家庭用ゲーム PS4
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国内では11月19日にPC/PS4/Xbox Oneで発売された、EA DICEのSFシューター最新作『STAR WARS バトルフロント(Star Wars Battlefront)』。本作のPS4版のプレイレポをお届けします。

本作は日本語吹き替えにも対応しており、設定のサウンドから英語音声にも切り替えることも可能です。操作も、ビークルごとに設定可能なので、XウイングやTIEファイターを操縦するときには確認しておくと良いかもしれません。

■映画「スター・ウォーズ」の世界を体感出来るミッションモード

本作には初代『バトルフロント』と『バトルフロントII』に搭載されたキャンペーンモードはありませんが、操作や世界観を学べるミッションモードが実装されています。このモードにはサバイバルとバトル、そしてトレーニングの3種類から選択可能で、フレンドとの協力プレイも出来ます。

サバイバルは、波状攻撃してくる敵部隊を一定回数を撃滅することがクリア条件。バトルモードは映画原作からの登場キャラクターである反乱軍側のハン・ソロとレイア姫、そしてルーク・スカイウォーカーを、帝国軍側からダース・ベイダーとパルパティーン皇帝(ダース・シディアス)、そしてボバ・フェットを選び闘うものです。



ダースベイダーのトレーニング

トレーニングモードは、多少ストーリーが付随するものとなっており、スピーダーバイクを操る“エンドア・チェイス”では、スピーダーバイクを奪った反乱軍を追う帝国軍のスカウト・トルーパーとなり惑星エンドアの森林をハイスピードで駆け抜ける「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」を意識したものとなっています。他にも「エピソード5/帝国の逆襲」が基といえる惑星ホスでダース・ベイダーとして操作を学ぶ“ダークサイド”、ホス戦でスノースピーダーの操作を習得する“インベージョン”、AT-STを操縦するの“オーバーパワー”、Xウイングで帝国軍と空中戦を繰り広げる“ベガーズ渓谷”の全5ミッションがあるので、操作感覚の習得を含めてプレイしてみても良いでしょう。



スピーダーバイクのトレーニングは超高速で移動するため難しさを感じますが、同時に爽快感があります


スピーダーバイクのトレーニングプレイ映像


■“ウォーカー・アサルトモード”はベータ版からどのように変化した?

ベータ版ではホス戦にて、AT-STやAT-ATに対抗できないことと、リスポン地点の問題でキャンプ行為によるリスポンキルのバランスが問題となったウォーカー・アサルトモード。製品版では、これらのバランス問題に関して復活地点やAT-ATとAT-STに弱点が追加される調整が加えられたと発表されていました。


ウォーカーアサルト、帝国軍側ホス戦プレイ映像

製品版のウォーカー・アサルトモードでは、前述の調整に加えてアンロック武器として対ビークル向けに大ダメージを与えられる“イオン魚雷”がアンロックとして早期に入手出来るようになったため、対抗手段が少ないという要素は多少解消されているといえます。さらに、Yウイングが防御シールド無効化爆撃を繰り返している最中は、反乱軍側に音声とUIからウォーカーへの攻撃を促しているため、以前に比べて多くのビームがAT-ATへ向かっていました。


また、“イオン魚雷”はAT-STやAT-ATの陸上兵器以外に、航空機にもロックオンすることが可能で、地上からの航空支援という面でも改善されたと言えます。しかし、エンドア戦を除く他のマップにおいても帝国軍が優勢であることには変わりないため、リスポン位置や武器バランス、ヒーローユニットの調整による今後の改良に期待したいところです。


■最大40人の大規模戦から少数人戦までをカバーするマルチプレイモード

製品版のマルチプレイモードでは、大規模戦の“ウォーカー・アサルト”以外にもコントロールポイントを奪い合う最大40人対戦の“スプレマシー”、3つのドロイドを奪い合う“ドロイド・ラン”や、ヒーローユニットを援護して戦う“ヒーローVS.ヴィラン”、AIを交えた大航空戦の“ファイター・スコードロン”、チームデスマッチと言える“ブラスト”、キャプチャー・ザ・フラッグに近い“カーゴ”、脱出ポッドを奪い合う“ドロップ・ゾーン”、一人のヒーローと大勢の兵士が戦う“ヒーロー・ハント”の全9種類のゲームモードが搭載。


マップ規模はそのモードの最大人数に合わせたものとなっており、一番広大なものは“ウォーカー・アサルト”と“スプレマシー”で、文字通りマップの端から端までが戦場となります。狭いマップかつ少数人で戦う“カーゴ”や“ヒーローVS.ヴィラン”は、個々の連携や連絡が勝利への重要な鍵となるので、ボイスチャットや定型文チャットが実装されていない本作では意思疎通に関して難しく感じることもありました。前述の2モードは、競技性が高く面白いゲームモードですが、意思表現手段がエモートのみというのは少し寂しいといえます。



他にもキャラクター自体のアンロック要素として、キャラクターの外見が帝国/反乱軍に数十種類用意されており、帝国軍のストーム・トルーパーなのにヘルメットを脱いだ兵士や他の惑星の住人など目立つ要素があることは嬉しいところ。他の惑星種族で著名なものと言えば、「エピソード6/ジェダイの帰還」でハン・ソロから借りたミレニアム・ファルコン号を操るランド・カルリシアン男爵の隣に座った副操縦士ナイン・ナンのサラスタンが挙げられます。



■今後の発展に期待したい『STAR WARS バトルフロント』

多くのゲーマーやスター・ウォーズファンから注目を集めていた『STAR WARS バトルフロント』。懸念されたいたウォーカー・アサルトでのバランス問題は、多少解決したといえるものの今後も調整が必要であるモードといえることは確かであるかもしれません。また、ヒーローユニットも反乱軍のルークやハン・ソロ、レイア姫、帝国軍のベイダー卿、ダース・シディアス、ボバ・フェット以外にもウーキー族のチューバッカ(愛称、チューイー)や紅いロイヤルガードなど特徴的なユニットも欲しいところ。とはいえ、本作は映画「スター・ウォーズ」の世界観を充分感じられるものとなっており、ファンにとって満足のゆく作品となっているのではないでしょうか。今後のシーズンパス展開にも期待したいところです。

UPDATE(11/24 10:15): 文中の「他のマップにおいても帝国軍が優勢であることには変わりないため」を「エンドア戦を除く他のマップにおいても帝国軍が優勢であることには変わりないため」と修正しました。誤解を与える表現となってしまったことをお詫び申し上げます。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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