AMDは、GDC 2016にて開催されたAMD主催のカンファレンス「Capsaicin」にて、VRタイトル開発向けのグラフィックカードとなるデュアルGPUの「Radeon Pro Duo」を発表すると共に、2020年までのロードマップを発表しました。
今回発表されたデュアルGPUの「Radeon Pro Duo」は、2つのFiji世代のGPUと、8GBのHBM(High Bandwidth Memory、高帯域幅メモリー)、4つのディスプレイポートを搭載した16テラフロップスの処理能力を持つカードです。冷却には水冷を採用しておりラジエーターの直径は120mmになります。VRタイトル開発者向けとなる本グラフィックカードは、北米で2016年Q2にリリース予定。価格は1499ドルです。
また2020年までのRadeonグラフィックカードのロードマップも公開。2016年1月に発表された新GPUアーキテクチャー「Polaris」は2016年末に、HBM2を採用した「Vega」は2017年に、次世代メモリとスケーラビリティを併せ持つ次世代の「Navi」は2018年に登場が予定されています。
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