『ポケモンGO』の利用を禁止する命令は、ニューヨーク州の仮釈放者を監視する組織に発せられたもの。仮釈放の新たな条件として『ポケモンGO』などのインターネット対応ゲームの利用が禁止が加えられるとのことです。クオモ知事は「ニューヨークの子供達を守ることが最優先事項」と延べ、「(『ポケモンGO』などによる)技術の進歩が犯罪者の新しい道具となって犠牲者を生んではならない」と禁止した理由を説明。性犯罪者の利用を禁止するように協力を求める書簡をナイアンティックに送ったことが伝えられています。
仮釈放中の性犯罪者はニューヨーク州に約3000人存在し、全てが当局の監視下に置かれている状態。ニューヨーク州では、こうした性犯罪者のスマートフォンアプリなどの利用が既に制限されており、利用しているアプリやユーザー名を当局に報告することが義務付けられています。また、FacebookやApple、Microsoftなどの間で、利用情報が定期的に共有されており、ナイアンティック社もその中に加わることになるということです。
今回の規制に先立って、州上院議員2人が実施した調査によると、仮釈放中の性犯罪者宅の近くにポケストップやジムが存在しているそう。ポケモンを呼び寄せる「ルアーモジュール」を使用することで、子供達が集まり、危険を及ぼす可能性が指摘されていました。一方で『ポケモンGO』の善悪が問われているわけではなく、あくまでも「最新技術が犯罪者の道具となってはならない」ことを目的とし、犯罪者側の利用を禁止することで対処した形となっています。
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