カナダ・ヨーク地方警察は8月8日未明、怪しげな運転を続ける一般乗用車をヘリコプターで空撮。途中停止や車線変更など不審な動きを続ける『ポケモンGO』プレイヤーの運転手に対して、強く警告したことを明かしました。
日本国内でのリリースから3週間ほどが経ち、社会現象としても一旦の落ち着きを見せつつある『ポケモンGO』。同作プレイヤーが起こした珍事件はGame*Sparkでも数度にわたって取り上げてきましたが、ヨーク地方警察がアップロードした映像はその中でも一際怪しげに見えるかもしれません。同警察が警告を与えたドライバーは録画映像内で、道の途中での一時停止、意図の分からない車線変更やUターンなどを延々と続けます。これを不審と見た警官は、通りと住宅街の間で降車し『ポケモンGO』のプレイを始めたドライバーに「厳重注意」。ながら運転の危険性を厳重に警告したとのことです。
位置情報を利用したポケモンゲットやジム戦、ポケストップへのアクセスを体験する『ポケモンGO』プレイヤーが見せる“特有の動き方”は、同作経験者や『Ingress』プレイヤーならピンと来るかもしれません。運転中は当然のこと、歩行中も周囲に注意する必要があるこれらARゲームがより安全に浸透するには、もうしばらくの時間を要すると言えるでしょう。
