Antimatter Gamesが開発を手掛けるベトナム戦争FPS新作『Rising Storm 2: Vietnam』の最新トレイラーが公開されました。今回は実際の戦場でも活躍した“ヘリコプター”に焦点を当てており、プレイヤー操作が可能であることを明らかにしています。
PC Gamerではハンズオン記事も掲載。本記事では気になるポイントをピックアップしてご紹介します。
- 非対称の戦い
- 前作『Rising Storm』でも見られた非対称性は、より克明で刺激的になっている。
- ヘリコプターを伴うモードやマップにおいて、アメリカ側だけがヘリコプターを攻撃・輸送に利用できる。
- 一方VC側は、マップに組み込まれたトンネルを利用できるとともに、分隊指揮官が“スポーントンネル”を掘ることができる。スポーントンネルは移動式のスポーン地点として機能し、アメリカ側はそれを排除する必要性が生まれる。
- ベトコンは屈んで静止するか完全に伏せることで、アメリカの偵察ヘリコプターから発見されなくなる。
- アメリカ側は数人がヘリコプターパイロットとなるため、地上で攻撃に参加する兵士が若干少なくなる。
- ヘリコプターのシミュレーションは超正確というわけではないものの制御が難しい。
- Antimatterは興味深い戦術と作戦によってバランスを取り、各マップで五分五分の勝敗率になるようにしたいと考えている。
- 攻守に分かれて戦うシリーズの標準的な“Territory”に加えて、“Supremacy”なる新モードが登場。
- Supremacyは広く開いたマップで行われ、いくつかの拠点に向かうことができる。綱引きのような仕組みになっており、アメリカとベトコンが保持する拠点の差によって、数秒ごとにバーがどちらかに傾く。したがって敗北間近であっても押し返すことが可能。
- 腰だめでの射撃時は照準が表示されない。しかし銃弾は画面内の銃身が向く方向に正確に発射される。
- 制圧射撃はより効果的になっており、対象相手の銃に大きなブレを発生させる。
- 『Rising Storm 2』は初心者にとっては簡単なゲームではないが、AntimatterとTripwireはツールチップやトレーニングなどによって初心者を助けようとしている。
- 前作に比べて大きな技術的改善が感じられないのが少し残念。
ゲームモード
武器
その他
久々のベトナム戦争FPSということで期待も高まっている『Rising Storm 2: Vietnam』。本作はPCを対象に2017年リリース予定です。なお、公式サイトではクローズドベータへの参加登録も受け付けています。
- その他情報
- クローズドベータの実施日は未定。
- マイクロトランザクションや有料DLCの予定は現時点で無し。
- 早期アクセスは行わない。その代わりにクローズドベータを何回か行う。
- 価格は未定だがリーズナブルになる。
- 過去作と同等の流血やゴア表現を備えている。
- 米国は陸軍と海兵隊、北ベトナムはNLFとPAVNが登場する。
- ARVNとANZACはリリース時には収録されないが、後に無料DLCとして登場する可能性がある。
- アンチチートに関しては効果的かつ控えめのメソッドを使用。Punkbusterは採用されない。
- SDKを同梱。
- マルチプレイキャンペーンはリリース時には搭載されないが、後に無料DLCとしての追加を検討している。
機能紹介動画
・56式アサルトライフル
・M79 グレネードランチャー
・AK47のリコイル
・M16のリコイル
・MAT49
・バイカルショットガン
・XM-21狙撃銃
・白リン手榴弾
・C4
・トリップワイヤートラップ
・MD-82地雷
・M79 バックショット弾
・M8 煙幕手榴弾
・新たなラグドールシステム
・M37 イサカ ピストルグリップ
・RPG-7のバックブラスト
・ゴア&四肢切断表現