「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ

国内では10月13日に発売された、ワーナーゲームのシリーズ最新作『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポをお届けします。なお、本記事では映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を含む関連作のネタバレが含まれていますのでご注意ください。

家庭用ゲーム PS4
「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ
  • 「Star Wars」愛に溢れたレゴゲー『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポ

国内では10月13日に発売された、ワーナーゲームのシリーズ最新作『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』プレイレポをお届けします。なお、本記事では映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を含む関連作のネタバレが含まれていますのでご注意ください。

本作の開発は、多くの『レゴ』ゲームシリーズを手がけるTT Games。レゴをテーマにした「スター・ウォーズ」ゲームシリーズは、新3部作をテーマにした『レゴ スター・ウォーズ』が2005年に、旧3部作をテーマにした『レゴ スター・ウォーズII』が2006年に、旧3部作と新3部作を収録した『レゴ スター・ウォーズ コンプリート サーガ』が2008年に、それぞれリリースされている歴史の長いタイトルです。

今回の『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、2015年末に公開されたJ・J・エイブラムス監督のシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の物語を中心に据えたタイトルで、レジスタンスのポー・ダメロンやファースト・オーダーのカイロ・レンなど「フォースの覚醒」の出演キャラクターが複数登場します。


本編となる「フォースの覚醒」パートでは、ポー・ダメロンがBB-8と共にルーク・スカイウォーカーの居場所への地図を入手するステージからスタート。愛くるしいBB-8は、レゴの世界でもその可愛さは抜群!映画同様、様々なシーンで活躍するBB-8ですが、レゴ シリーズ特有のパズル要素においては、過去作でR2-D2やC-3POが活躍した様に、ステージ中のギミックを駆動させる役割を担っています。


ポー・ダメロンとタッグで旅立ちの準備を進め、惑星ジャクーへたどり着き、ルーク・スカイウォーカーへの手がかりを入手すると、村にファースト・オーダーが攻め入るシーンへ突入。映画ではすぐに村が壊滅させられるシーンが描かれていましたが、本作ではポー・ダメロンとBB-8が奮闘するパートとして、じっくり堪能できます。

特記点としては、ブラスターバトルにおけるカバーアクション。これまでのレゴ作品ではマップを縦横無尽に動き回り、敵を倒していましたが、今作では物陰に隠れてでの迎撃ができるようになりました。任意の場所ではなく、特定の場所でカバースタイルへと移行しますが、単に陰から敵を順番に撃つわけではなく、パートナーとのコンビネーションも求められてる点は、単調にならないポイントのひとつと言えるでしょう。


ポー・ダメロンとBB-8の奮闘の後に登場するカイロ・レン。こちらは映画同様、フォースを操り、密かにBB-8を逃したポー・ダメロンを拘束するシーンが再現されていました。

カバーアクションシーンは随所に登場

カイロ・レンが、レゴならではのコミカルタッチでポー・ダメロンを拷問するシーンへ移行すると、FN-2187ことフィンが登場。ポー・ダメロンを解放し、共にスター・デストロイヤー ファイナライザーからの脱出を試みます。


TIEファイターを確保した後には、宇宙空間でのドッグファイトシーンへ。本作の特徴のひとつであるドッグファイトは、操作こそシンプルですが、迫力は抜群。映画を観た方ならお判りの通り、ここはポー・ダメロンがFN-2187をフィンと名付け、二人で敵を迎撃しまくる爽快なシーンですが、そのシーンを自身が操作するとなるとコントローラーを握る手も一層力が入ります。

ゲーム性においては、前述のカバーアクションとドッグファイトが、過去作からの大きな進化ポイントと言えるでしょう。これまでのレゴ シリーズは、良くも悪くもゲームの進行が一定のリズム/テンポで進んでいました。本作においては、これらの進化ポイントが加わったことで、そのリズムやテンポが良い抑揚を生んでおり、単調なゲーム進行となっていない点が大いに評価できるポイントです。


ただし、変化が加わったとはいえ、シンプルにアクションゲームとして面白いと言えるタイトルなので、「スター・ウォーズ」と「レゴ」のどちらかに興味があるのならプレイしておきたいゲームです。


映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のストーリーがより細かく噛み砕かれており、前日譚と合わせて作品の理解度も深まる本作。PS4/PS4/Wii U/3DS/PS Vita向けに10月13日に発売されており、価格はPS4/PS3/Wii Uパッケージ版が5,700円(税別)、PS Vita/3DSパッケージ版が4,700円(税別)、PS4/PS3/Wii Uダウンロード版が5,200円(税別)、PS Vita/3DSダウンロード版が4,200円(税別)です。


UPDATE(10/18 20:00): 本文の加筆修正を行なっております。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

    『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

  2. 誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

    誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

  3. お紳士様の憩い場『バニーガーデン』早速話題を集めXトレンド1位に―購入した人だけが楽しむためにASMRシーン配信禁止など動画配信のガイドラインも公開

    お紳士様の憩い場『バニーガーデン』早速話題を集めXトレンド1位に―購入した人だけが楽しむためにASMRシーン配信禁止など動画配信のガイドラインも公開

  4. 己の失敗と向き合う時が来た…PS5/PS4版『Darkest Dungeon II』7月15日配信決定

  5. リヴァイアサンも登場する『FF16』DLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」配信開始!―広大なミシディアに眠る「悲劇」と隠された歴史

  6. お紳士の憩いの場で恋愛を育む『バニーガーデン』スイッチ版配信開始! Steam版配信日も近日発表

  7. 『Stellar Blade』主人公イヴの1/4フィギュアが制作中。完成前でも分かる美しすぎるボディライン…

  8. 和風メトロイドヴァニア『ボウと月夜の碧い花』国内スイッチ・PS5版も7月18日に発売決定【Indie World 2024.4.17】

  9. 高評価海洋ADV『デイヴ・ザ・ダイバー』も!「PS Plus」2024年4月度ゲームカタログ追加タイトル配信開始

  10. 神々と戦う横スクACT『LOST EPIC』パッケージ版が8月8日発売!書き下ろしイラストのBOXや豪華特典が付属の「限定版」も

アクセスランキングをもっと見る

page top