複数の海外メディアを通じて、サンフランシスコ市営鉄道(Muni)が何者かによってハッキング攻撃を受け、交通機関の営業に一時的に支障をきたしていたことが報じられています。
BBCによれば、サンフランシスコ市営鉄道を攻撃したハッカーグループは駅のシステムや電光掲示板に不正にアクセスし、「あなたはハッキングされました、すべてのデータを暗号化済みです。(You Hacked, ALL Data Encrypted.)」とのメッセージに加え、ロシアのIT企業のものと思しきメールアドレスを示したとのことです。
グループは「鉄道の正常運行」と引き換えに100ビットコイン(約7万3,000ドル/約810万円)を要求しましたが、列車自体には影響を及ぼさなかった模様。サンフランシスコ市営鉄道は被害を受けた券売システムを一時的にシャットダウンしながら、11月26日の事件当日のみ無料で運行しました。なお、券売システムは11月27日朝に復旧したと伝えられています。
Kotakuやengadgedなど一部の海外メディアではこの「サンフランシスコ鉄道へのハッキング」を新作ハッキングアクション『ウォッチドッグス2』になぞらえて報道。ゲーム内に登場するハッカーを彷彿とさせる事件ですが、決してプロモーション企画などではなく、サンフランシスコ市当局は大きな被害を受けた本件に関して、今後も調査を続けていく方針です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『モンハンワイルズ』1,958円、『FF16』『グレイセス エフ リマスター』『P5R』『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』は全て2,178円! ゲオ店舗のセールを実地調査
-
【PC版無料配布開始】マルチプレイパーティゲーム『Jackboxパーティーパック 4』&探偵ADV『The Darkside Detective』Epic Gamesストアにて12月11日まで
-
全て最安値を更新!『風来のシレン6』3,000円、『DREDGE』1,028円、STG『コットン』シリーズ2作品が各214円に【eショップのお勧めセール】
-
「ハラスメント行為に対する声明」を発表―RTA in Japan運営、今後は報告手順の整備や体制を強化する方針
-
Netflix、ワーナー・ブラザース買収に向け独占交渉へ。『ホグワーツ・レガシー』や『バットマン アーカム』シリーズなどのIPがNetflix傘下となる可能性
-
『Mouthwashing』『Core Keeper』など日本語対応高評価ゲーム15本が入手できるチャリティバンドル販売中!
-
Steam“AI使用ラベル”巡り業界意見真っ二つ―Epic GamesのCEOティム・スウィーニー氏ら削除主張にValveスタッフ“食品成分表示”なぞらえ反論
-
「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】
-
年6万円が年320万円以上に…1人で使うなら年間費用「53倍以上」の衝撃、有名フォントの商用ゲーム組み込み向けライセンス更新終了に大きな波紋―見慣れたゲームの見た目変わるかも
-
Valveの新型PC「Steam Machine」価格はいくらになる?部品コストから将来性まで徹底分析




