気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、padendon開発、PC向けに10月8日リリースされた台湾ホラーアドベンチャー『PAGUI』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、1950年代の台湾を舞台とした三人称視点のアクションアドベンチャー。寺院で育った孤児が、自身の家族に関する本当の秘密を明らかにするため旅に出ます。実在する台湾のホラースポットが登場するのも特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。
『PAGUI』は3,090円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Lin Yuehan氏(以下Yuehan氏)本作のプロデューサーを務めるLin Yuehanです。私たちは3人で活動しているインディー開発チームで、私はアートと企画を担当、他の二人がそれぞれゲームデザインとプログラミングを担当しています。
――本作の開発はいつ始まったのでしょうか?
Yuehan氏本作の開発は2年前に始まりました。
――本作の特徴を教えてください。
Yuehan氏本作は台湾の伝統的な民俗文化と宗教の要素を織り交ぜた三人称視点のアクションアドベンチャーです。開発チームは、嘉義市の民雄鬼屋、台南の杏林綜合醫院、台北の永和大戲院という台湾で有名な幽霊屋敷を実際に何度も訪れ、雰囲気ある3Dテクノロジーで復元させており、プレイヤーはこれら有名な幽霊屋敷をゲーム内で体験することが可能です。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Yuehan氏本作は1947年2月28日に起きた実際の事件を基にしています。当時台湾は波乱と混沌の時代でした。それから7年後の1954年、孤児の少年が寺院で育てられていましたが、彼はある夜、偶然にも自身の家族についての話を聞いてしまいます。そして両親の秘密を知るため、寺院を抜け出し、不思議な冒険の旅が始まるのです。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Yuehan氏日本語への翻訳作業はすでに完了しているので、11月の中旬にはゲームへ実装予定です。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Yuehan氏日本の皆さん、こんにちは。日本には2回行ったことがあります。日本の美しさと親切さがとても好きなので、時間ができたらまた日本を訪れ、日本の幽霊屋敷をカメラに収めたいです。
――ありがとうございました。
◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に200を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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