今話題沸騰中のPC向けオープンワールドサバイバル『Valheim』は、最大10人によるオンラインマルチプレイに対応しています。もちろん、本作はソロでも十分楽しめるのですが、プレイを始めた筆者は「沢山の仲間と一緒にプレイしたい!というか、沢山の仲間で村を作って生活したい!」と強く思いました。
そこで、Game*Spark公式ディスコードサーバーにて、誰もが筆者の村でヴァイキング生活を満喫できるコミュニティ「Valheim部」を発足。「吉田輝和の絵日記」でお馴染みの吉田輝和氏や読者はもちろん、なぜか他誌のゲームライターまで参加し、筆者の居住エリアは、「村」といっていいほどの賑わいが出てきています。
そこで本連載では、多くのプレイヤーによって『シムシティ』のような発展を遂げる筆者の村もとい「ゲムスパ村」の様子をお届けします!
創造と破壊から始まる村の歴史
ゲムスパ村の歴史は、1軒の小屋から始まります。
プレイ序盤、「整地」という概念を知らない筆者は、傾斜に重力を無視した小屋を建築。かなり不自然な出来ですが、「まぁ最初はこんなもんだろう」と不満はありませんでした。
そこに『Valheim』の初心者を脱したばかりの吉田輝和氏が、筆者のワールドに異世界転生。「あれれ~?僕なんかやっちゃいました?」と言わんばかりのそこそこのセンスがある一戸建て住宅を建築します。そこで自分の実力の無さを痛感しました。
ただ、筆者の小屋の悲劇は、自分のセンスのなさではなく、建てた場所にあります。なんと小屋は、ボス「エイクスュル」を召喚する祭壇の近くだったのです。
これから入植者達を受け入れる上で、ツルハシが必要になるのですが、それを作る材料はエイクスュルを倒して入手しなければなりません。つまり、何度も戦闘を強いられるのです。
つまり……
筆者の家は、エイクスュルによって破壊されました。
以降、ここは貝塚として様々なゴミが捨てられるようになります。
筆者は、新たな自宅を建てつつも、村人のために周辺地域の川に橋を架けます。
このように村長の責務として村人のために(なるであろう)便利な設備を着々とつくってきましたが、そのせいもあって筆者のゲーム進行速度は村人の中でワースト。吉田氏をはじめとした村人から「はやくあのボスを倒そう」と急かされました。
そうこうしている内に、筆者の居住エリアは、外敵から身を守るための柵で囲まれ、家々も並び、村のような風景が出来上がってきます!
村人のアイテムをシェアする施設を建設!
ある日、村人から「アイテムをシェアする大型施設を作って欲しい」との要望があがりました。筆者含めた村人達は、これまで手に入れたアイテムは自宅のチェストに保管していたのですが、それでは使い道のないアイテムが増えるばかりで管理が大変。そこで村の総力をあげて大型施設を建設することになったのです
ただ、村人達の過剰な伐採により、周辺の森は殺風景になりました。ピラミッドが造られる時、大規模な環境破壊が行われたといわれています。大きな建物を建てているとそれがよく理解できましたね。
村人達のおかげもあって大型施設は完成。ここまで大きくすると、なぜか屋根が取り付けられないことがありました。重量の関係でしょうか?
大型施設の名前はジャスコと命名!(現実のジャスコはもうない)
アイテムを保管するチェストをロッカーの如く設置したことで、アイテム収集の効率がグンと上がりました。
ついでにビュッフェスタイルの食堂も設営。ニンジャなら無料で食べられます。
最初は村人達に使われるか心配だったジャスコでしたが、嬉しいことに杞憂に終わりました。今では、アイテムをシェアする場所だけではなく、食堂を中心に魔改造されたり、屋根裏に住み着く迷惑な住人が現れたりと、村人の憩いの場というかゲムスパ村の風俗を象徴する場所と化しています。
今回のゲムスパ村の発展状況
現在ゲムスパ村には、6人の村人が暮らしています。もう1人いるにはいるのですが、「村八分にされた」というロールで村の外に居を構えています。
昔は森に囲まれた狭い草原だったのですが、遠くの景色もスッキリしてしまいました。
「小川に丸太の橋があったらオシャレだよね!」というメルヘンな一言から丸太橋の製作が始まったのですが、設置するまで大変な作業で死者も出ました。
今では村内を移動する際に活用しています。修理をする必要もないので中々便利です。
吉田輝和氏の提案によって穴の中に監禁されたエイクスュル。今では村のマスコットとして愛されています。
吉田氏製作の火あぶりの刑にされているトロールのモニュメント。製作者が何を伝えたいのかはわかっていませんが、おそらくテーマは「罪」でしょう。
罪とは人が勝手に作り出した概念であり、時には理不尽に襲いかかるものです。トロールは、生きるために人間を襲っていたに過ぎませんが、人間には悪意を持った生物として捉えられています。作者は、火炙りにされたトロールの肢体を雑に制作することで、トロールに罪を押し付ける人間達の業を表現しているのです。しらんけど。
筆者は、ゲムスパ村をゲムスパシティに発展させてくれる新たな入植者を募集しています。もちろん初心者も歓迎!それにこのワールドには、「俺は村の同調圧力には屈しないぞ!」といって村の外に居を構えている人もいますよ!
筆者の都合が悪くなければ毎晩ワールドを開放しているので興味がある人は、Game*Spark公式ディスコードサーバーの「Valheim部」に参加してください。なお、『Valheim』のオンラインマルチプレイサーバーの人数制限によって参加できない場合があります。
次回の話はこちらからどうぞ!