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【吉田輝和のVR絵日記】各務原なでしこになってリンちゃんと2人キャンプ体験『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』

吉田おじさんは各務原なでしこじゃなかった……。

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【吉田輝和のVR絵日記】各務原なでしこになってリンちゃんと2人キャンプ体験『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』
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今回は、ジェムドロップが贈る『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』のPlayStation 4版です。

本作は、あfろ先生が手掛けるキャンプ漫画「ゆるキャン△」が原作の3Dアドベンチャー。プレイヤーは各務原なでしこになり、リンちゃんとの本栖湖キャンプが楽しめます。


なんと本作は、PlayStation VRに対応しています!38歳の中年がJKのなでしこに……背徳感がやばいですね。

おっさんだけど、各務原なでしこです!


本栖湖に1泊のキャンプに来た「なでしこ」と「リン」。VRデバイスを装着したプレイヤーはなでしこになるわけだが……今回そのプレイヤーが38歳のおっさんなのだ。

おっさんと女子高生の2人キャンプ。何事もなく終わるわけも……なんてことはない。

本作では自由に移動は出来ないので突飛な行動は取れない。あくまでなでしこの立場になり、原作やアニメのようにキャンプを楽しむだけだ。


とりあえず邪な考えは捨てさろう。僕はなでしこなのだ。決しておっさんではない!

本作ではキャラクターは3Dで描かれている。3Dのリンちゃんも可愛いね。


テントの設営が完了したので記念撮影だ。

特別な操作をする必要はなく自動で撮影されるのだが、臨場感を出すために僕も現実でスマホを持って撮影してみた。

パシャリと撮影。元気ななでしことリンちゃんのツーショット。可愛い。


そしてこちらは現実のおじさんの写真。悲しい。

テントを張ったら次は撮影会だ!

設営完了し、記念撮影もした。ここからはまったりキャンプを楽しもう。

リンちゃんや景色、薪といったポイントに視点を合わせると、対象についての会話が始まる。


原作漫画やアニメのノリそのままのゆるい会話劇が心地よい。


スマホを選択すれば撮影モードに入る。


特定の写真はゲーム内会話アプリで野外活動サークルのメンバーと共有出来る。

今回のキャンプでは他のメンバーは一緒じゃなくて残念だったが、こういう形でも登場してくれるのは嬉しい。しかもフルボイスだ!


リンちゃんも撮影可能だ。


渋々……といった感じだが、お願いすれば何度でも撮影させてくれる。

色んなアングルから撮影したかったのだが、ゲーム内では移動出来ず、僕の体を動かしても画面がすぐ暗転してしまうのが残念だった。

まあ30回くらい撮ったんだけどね!

焚き火をしたら次はキャンプ飯!


ゲームは、昼、夕方、夜、翌朝の4つのシーンに分かれており、特定のポイントを選択すると時間が進む。

シーンによって選択可能なポイントも変わる。焚き火の明かりに照らされたリンちゃんも可愛いな……再び撮影モードに入るなでしこおじさん。


今回のキャンプ飯はピリ辛スープカレー。野菜たっぷりで美味しそう。


ふーふーしているリンちゃんも可愛い。食事中は撮影モードにならないのが残念……それでもスクショは撮れるけど!

夜がふけるまでリンちゃんとお話。そろそろお休みの時間だ。


遠くには他のキャンプ客のテントがある。女の子だけのキャンプなのでよからぬ男たちが寄ってくるかもしれない。


原作漫画やアニメではそんな描写はなかったし、当然だが本作でも起こらなかった。優しい世界なのだ。

そして翌朝……朝日に照らされるリンちゃんも可愛い。

最後に記念撮影をしてエンディングへ。


余韻を引きずったままVRディスプレイを外すと、先程までは本栖湖に居たはずなのに……ここは僕の部屋じゃないか。

すっかりなでしこ気分でリンちゃんとのキャンプを楽しんでいたが……そうか、僕はなでしこじゃ……なかっ……た(虚無)。

3Dモデルの出来が良かったので、アニメを見ているような感覚でプレイ出来ました。

30分ほどでクリア出来るボリュームなのですが、リンちゃんのちょっとした仕草まで可愛らしくて2時間くらい夢中になってプレイしていました。

基本的にはアニメのようにキャラクターの会話を見ているだけで、自由移動も出来ないしミニゲームなどの要素も一切なく、価格を考えると少し物足りなさを感じました。

でもまあ、ゲームとしては高い気はしますが、VRに対応した体感型アニメと思えば安く感じるのが不思議ですね。ファンアイテムとしての完成度はかなり高いと思います。VRデバイスがなくてもプレイ出来ますが、VRデバイスを装着するとリンちゃんと本当にキャンプをしているかのような臨場感が味わえます。

『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』は、iOS/Android/PS4/PC/ニンテンドースイッチを対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。同企画の最新話通知用Twitterはこちら。吉田輝和個人のTwitterはこちら

「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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