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パリィに回避、そしてカウンター!バチバチに戦闘が熱いSF美少女アクションADV『Stellar Blade』体験版プレイレポ

パリィと回避の操作に慣れてから、ガンガン戦えるようになっていきました。

連載・特集 プレイレポート
パリィに回避、そしてカウンター!バチバチに戦闘が熱いSF美少女アクションADV『Stellar Blade』体験版プレイレポ
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!注意!

本記事は、2024年3月29日に配信予定の体験版先行プレイレポです。
またCERO:D指定のタイトルでもあるので、閲覧にはご注意ください。

今回はSHIFT UPが手掛け、2024年4月26日に発売予定のSF美少女アクションADV『Stellar Blade』の体験版を、パブリッシャーを担うソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から先行プレイさせていただいたのでご紹介します。

『Stellar Blade』とは?

本作は荒廃した地球を舞台に、敵対勢力「ネイティブ」による侵略から人類を救うべく、主人公のイヴを操作して、迫りくるクリーチャーをなぎ倒していくアクションアドベンチャーです。

敵との歯ごたえのある戦闘アクションを中心に据えたゲームデザインでありながら、道中のマップ移動では「壊滅した地球」の様子をじっくり味わえるアベンチャー要素もたっぷり含まれており、全体的に濃密なプレイフィールでした。

個人的な感想になってしまいますが、名作フォロワー系のタイトルが「制作者の個人的な好み」によって極端に突っ走った結果、表面的なシステムは真似できていても、味付けがくどくなりすぎたり、複数の要素がぶつかり合って全体的なレベルデザインが崩れたり……ということはしばしばあります。

そんな中で本作は、開発チームが「我々が好きなものを全部ぶち込んだぜ!」というスタンスを貫きながらも、オリジナリティを出しつつ、ゲームとして破綻なくまとめ上げているのが好感が持てます。主人公イヴのモデル体型にも注目しつつ(?)、早速紹介してまいりましょう。


操作・設定・言語

PS5タイトルなので、当然ながら本作の操作はコントローラーによって行われます。ボタン配置などについても、アクションゲームを遊ぶにあたって違和感を覚えるような配置ではありませんでした。

その他設定については、サウンド、ディスプレイだけでなく、ゲームプレイやインターフェースなど細かい部分まで調整可能。HUD表示まわりについては、激しい戦闘中でも見やすいようにと、サイズや背景色の設定が可能になっているのがグッドポインツ。

そして言語はバッチリ日本語に対応しています。文字だけでなく音声もしっかり日本語で、プレイ中に支障を感じることはありませんでした。

ところで話はやや脱線しますが……個人的に、開発チームの拘りを感じた項目は「ポニーテールの長さ」という部分。主人公イヴの髪型を変えるのではなく、あくまでポニーテールというスタイルに拘り、その長さを選べるようにすることで、熱くポニーテールを推していく……なんという素晴らしいポニーテール愛でしょうか。

ここでもし「髪下ろしたほうが可愛いよね」とか言う輩が現れたら、なんだァ?てめェ……と、三枚におろされることでしょう(錯乱)

本編開始

正気に戻ってタイトルからニューゲーム。難易度を選ぶ場面に移り、ここでは「ノーマルモード」を選択してまいりましょう。ゲーム中でも変更可能なので、もしボスなどで戦闘に行き詰まる場合は、敵が弱体化する「ストーリーモード」にしても良いと思います。

戦闘の操作……とくにパリィやジャスト回避のタイミングについては、慣れるまでは結構大変でした。そのためまずは「ストーリーモード」で進めて、もう少し歯ごたえが欲しくなったら「ノーマルモード」という設定にすると良いかな?という印象です。

そんなわけでこの冒頭のカットシーンが始まるわけですが……最高ですね。画面の魅せ方やテンポはこちらを飽きさせることなく、ゲーム世界へと馴染ませる機能を果たして言えましょう。なおこういったカットシーンは、この後もゲーム進行中にたびたび挟まれますが、スキップ可能。はやく敵との戦闘に突入したいプレイヤーも安心です。

なおイベントムービー等では、たまにQTE演出(?)が挟まります。正直なところ筆者はこういったQTEが大の苦手。アクションゲームでは、それまでのテンポを無視して強引に制限時間付きボタン入力を要求されるのが苦痛ですし、そもそもカットシーンを眺めているところへ突然操作を迫るのはやめちくり、とストレスを感じるタイプです。

こちらの画像はQTEというよりは、特殊技発動のための演出ですね

しかし本作においては、体験版をプレイした限り、QTEを失敗しても理不尽な目に遭うことはなかった(ムービー中のQTE失敗で即死して直前のセーブポイントまで逆戻り等)という体感なので、筆者もストレスを感じずスルスル遊ぶことができました。

この地名表示の仕方も格好良いんですよ。

またちょっと話がズレた感想になりますが、本作のこういった移動中における演出のオシャレさは個人的にものすごく好感度が高いです。

特に冒頭における一連の移動は、直前のカットシーンで盛り上がった気分を落とすことなく、大変な状況の中を駆け抜けるというアトラクション的な楽しさも添えてくれて素晴らしい。

なお探索パートにおいても、建物の倒壊などによる演出があり、アスレチック要素もあるマップ構造は移動中のプレイヤーを飽きさせません。

荒廃した地球ということで街並みも作り込まれており、かつては英華を極めた場所の成れの果てという雰囲気がたまりませんね。

道中には、何箇所か拠点として使用可能なセーブポイントが用意されており、そこでは休息、ショップ、アップグレードといったアクションが行えます。休息を取れば、体力等回復できるものの、それまでに倒してきた敵も同時に復活してしまいます。ショップでは回復薬やアップグレード関連のアイテムなどが購入可能。

装備品は探索中にも着脱可能ですが、強化したりするのはこの拠点におけるタイミングですね。なお画像は装備を脱いだら衝撃の肌色(に見えるスーツ)で腰を抜かしている筆者の図。

このアップグレードは結構大切で、ポイントの割り振りで主人公イヴに新しいスキルが案ロックされます。序盤はチュートリアルの意味合いもあるため、ゲーム側の誘導に従ってアップグレードしていくことになります。

しかし筆者は、最後のボス直前で、一部のスキルをあえてポイントに還元してから、「パリィがしやすくなる」パッシヴスキルを取得し直していたり。おかげで劇的な変化……とまではないものの、それでもだいぶ戦闘が進めやすくなる体感でしたね。

マップ構造は、レベルデザインとしてもしっかり役割を果たしており、プレイヤーが迷わないようにHUDマーカー表示込みで誘導しつつも、かといって一本道になりすぎないよう、気になる脇道や建物の入口、アイテムボックスなどが設置してあります。

まあ誘われるままホイホイ入り込んで、待ち伏せていた敵にスライスチーズされた筆者でしたが……(地形や敵配置がハイライト表示されるスキャンモードを使いましょう)。

さてさて敵との戦闘は、弱と強による2つの通常攻撃を中心にコンボ技を組み立てつつ、適宜パリィとジャスト回避を挟み、ゲージが溜まれば特殊技であるベータスキルを撃ち込む……というもの。

パリィとジャスト回避については、相手の攻撃に合わせてボタンを押せば良いだけかと思いきや、若干タイミングにディレイが掛かっていたりと、「その瞬間」を読むのが難しく、操作に慣れるまで習得に時間がかかるかもしれません。

何より本作の敵は、パラメータ的にも動き的にもなかなか歯ごたえがある相手ばかりなので、戦闘に慣れないうちは、通常攻撃を当てては距離を取るヒットアンドアウェイ戦法で相手の体力を削り取っていくのが良いでしょう。

そんな実地訓練ばかりじゃすぐゲームオーバーになって大変でい、というプレイヤー(筆者のこと)におかれましては、トレーニングモードを存分に活用すると良いでしょう。このモードで個人的にありがたいのは、画面右側に「プレイヤーによって入力された操作」と「実際に発動した技」が表示されること。

自分ではコンボを放ったつもりでも、ボタンが入力されていなかったり、タイミングが合わなかったりで技が不発に終わっていたのが、何度か練習して習熟することにより安定して発動できるようになるのはとても楽しい時間です。

特にパリィは、敵の攻撃を引き付けてぎりぎりで弾けた時に聞こえる効果音の気持ちよさもさることながら、相手が体勢をくずせばさらに追加で特殊攻撃を叩き込める爽快感に繋がります。体験版後半のボス戦は、その手に汗握る爽快感と派手な演出を求めて、むしろ積極的にパリィを狙いに行く自分がいたり。


今回はデモ版ということでプレイ時間自体は短かったものの、とにかく濃密なプレイフィールでした。しかも体験版のセーブデータは、製品版に引き継げるとのこと……ガンガン遊んで参りましょう。

なおクリア後は、さらにスキルや装備がアンロックされた状態で強敵に挑める「ボスチャレンジ」のイベントも追加されます。デモ本編中以上にひりつくバトルを楽しめます。

なんでこう楽しいことをしっかり用意くれちゃうんですかありがとうございます(パリィ失敗して細切れにされながら)

  • タイトル:『Stellar Blade』

  • 対応機種:PS5

  • 記事におけるプレイ機種:PS5

  • 発売日:2024年4月26日発売予定
    ※無料体験版は2024年3月29日23:00(日本時間)より配信予定

  • 著者プレイ時間:2.5時間

  • サブスク配信有無:記事執筆時点においては、無し

  • 価格:通常版 8,980円/ デジタルデラックス版 9,980円
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

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《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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