ロシアのインディーゲーム開発スタジオAlawarは、全体主義国家を題材にした監視アドベンチャーシリーズ『Beholder』のスピンオフ作品『Beholder: Conductor』のリリース日が現地時間2025年4月23日に決定したことを発表する最新トレイラーを公開しました。
電車の車掌として監視・報告業務
本作で主人公は、広大な国を移動する列車の車掌として、車内の秩序維持と人々への適切な案内をする任務を与えられます。ゲーム内では、車両に乗っている乗客が無賃乗車ではないか、怪しい様子がないか、乗るのが認められているのかなど、さまざまなチェックを行わなければなりません。
また、乗客が持ち込んだ荷物を検査して、違法なものが見つかったら警察に報告する必要もあります。プレイヤーは国家から与えられた報告・脅迫・調査・追放という4つの道具を駆使して、無事に列車の秩序を護ることができるでしょうか。また、上司からの“秘密の任務”を達成することも。主人公の国家への忠誠心は、出世とボーナスにも繋がっていくようです。




国への忠誠を優先する?利益を求める?
ゲーム内で食堂車やVIPの車両への侵入許可を得ることで、プレイヤーは高級官僚や大会社の社長が乗りこむ車両へと入れるようになります。同僚を監視することで、違法な物品のやりとりや裏金を得ている証拠をつかんだ場合は直ちに報告することも大切な仕事です。
車内では密輸業者を発見することもあります。彼らの所業を報告すれば評価に繋がりますが、もし彼らを見逃してしまえば利益を得られる可能性も……。さまざまな駅を巡り、乗客や同僚の運命を決めていく列車の旅の先で、プレイヤーはどのような人物となっていくのでしょうか。




『Beholder: Conductor』は、PC(Steam)向けに現地時間2025年4月23日リリース。価格は当日に発表されます。また、リリース開始から10日間は10%オフのセールを行うこともアナウンスされています。













