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シーズン2開幕で大規模変更―新アタカンやワールドアトラス自動購入など、シーズン2変更点をまとめて確認【リーグ・オブ・レジェンド】

『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチ「25.09」で開幕するSeason2のゲームプレイ変更点を総まとめ。

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シーズン2開幕で大規模変更―新アタカンやワールドアトラス自動購入など、シーズン2変更点をまとめて確認【リーグ・オブ・レジェンド】
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5月1日に開幕予定の『リーグ・オブ・レジェンド』2025年Season2(25.09)のゲームプレイアップデート情報が公開。本稿ではSeason2における変更点をまとめて紹介します。

◆サモリフは「アイオニア」仕様となり、アタカンが「呪縛」の1種類のみに変更

Season2のテーマとなるのは舞台は自然豊かな調和の地「アイオニア」。戦いを好む「ノクサス」地域がテーマとなっていたSeason1とは打って変わって、サモナーズリフトも「精霊の花祭り」をイメージしたカラーへと変更されています(地形の変更はありません)。

そんな新サモナーズリフトの影響を大きく受けているのが、Season1で初登場し、2種類の形態に応じたバフによって中盤以降のプレイに変化を与えていたエピックモンスターの「アタカン」。Season2では新たな「呪縛のアタカン」の1種類のみが登場するシステムへと変更されます。

「呪縛のアタカン」を討伐したチームは以下の恩恵を獲得します。

  • 討伐時、マップ上の未回収「ブラッドローズ」をすべて獲得

  • 「血の花弁」は効果が25%アップした「精霊の花弁」へと浄化される

  • 試合終了までキル/アシスト発生時に周囲の敵にダメージとスロウ効果を与え、さらに精霊の花弁を獲得

この変更はSeason1で寄せられたアタカンの影響に対するフィードバックを元に決定されており、やや複雑だったルールがシンプルで分かりやすくなっています。

また、先日公開されたシーズン1シネマティック「黒き策謀」では、新たな舞台がアイオニアと明かされるなど、ストーリーとのリンクにも注目。ルブランら「黒薔薇団」に捉えられたアタカンは、アイオニアでの“浄化”によってどのような展開を迎えるのでしょうか。

◆グラブは1回のみ出現、リフトヘラルドはソロでも「柔らかくて痛い」ので討伐時に注意

「戦いの偉業」システムの導入などもあり中立オブジェクトの重要性が高まっていたSeason1へのフィードバックを受け、Season2ではヴォイドグラブとリフトヘラルドについて大規模な調整が実施されています。主な変更点は以下の通り。

  • ヴォイドグラブの出現数が1回(3体)のみになり、出現タイミングを遅く変更

  • バフ内容を調整し、3体すべてのヴォイドグラブを獲得してもヴォイドマイトの出現数は最大1体に

  • リフトヘラルドの出現タイミングが15分に

  • リフトヘラルドの「睨み」デバフ(プレイヤーの与ダメージを低減するデバフ)を削除し、リフトヘラルド自身の火力が上昇

特にタワーシージへの影響が大きい2種類のエピックモンスターの変更によって中盤以降のゲームテンポも大きく動かす今回の変更点。これを受けて、定番となっていた「ヴォイドグラブを1体倒すとレベル6になるJGクリアルート」も変更となるため、JGのルートやメタにも大きな影響が予想されます。

また、デバフがなくなったことでいわゆる「ソロヘラルド」が実行しやすくなっていますが、ダメージは上がっているため敢行には安全の確保が重要に。ヴォイドグラブの減少によって重要度が高まったリフトヘラルドについては報酬の見直しも実施されているため、詳細については今後公開されるパッチノート「25.09」もご確認ください。

◆キルゴールドは相手レベルによって250~400Gで変動。賞金は「明確に優勢」な場合のみ発生

調整が続いている「賞金システム」についても、Season2の開始と同時に更なる変更を導入。チャンピオン賞金が発生しにくくなったほか、キル時の基本獲得ゴールドが“チャンピオンレベルに応じて上昇”するように変更されています。

方針としてはUpdateにおいて「チャンピオン賞金は明確に劣勢なチームが逆転するための手段としてのみ存在すべき」との考えが示されており、レーンでは相手を圧倒していてもチーム全体が劣勢ならそのプレイヤーには賞金が発生せず、相手に賞金を渡すリスクを負わずに逆転への積極的なプレイへチャレンジできる仕組みとして設計されています。

キルゴールドに関しても、通常は優勢なチームほどレベルが高い傾向にあるため、このシステムであれば同数のキル交換になった際にレベルの低い劣勢チームがやや得をするシステムに。最序盤のキルゴールドが250ゴールドとなっているため、インベードでのキル発生時などに購入可能なアイテムが大きく変化していることは全プレイヤーが把握しておくべきポイントになります。

ほか、システム全体で賞金システムに関するバグ修正も行われ、すべての賞金が正しく再調整されるようになっています。

◆スマイトとワールドアトラスが自動割り当てに―ロール交換機能も実装

続いては全ロールの中でもサモナースペルとファーストアイテムが固有であるJGとSUPのロールについてのシステム変更。JGは「スマイトが自動割り当てされ、チーム内唯一のスマイト保持者となる」よう設定され、SUPは「自動的にスタートアイテムとして『ワールドアトラス』を取得」するシステムとなりました。

“スマイトの設定し忘れ”や“ワールドアトラス買い忘れ”といったゲームの進行に致命的な影響を及ぼすミスが発生しなくなる変更になっており、これを受けてチャンピオン選択画面において「ロールの交換機能」が追加されます。

同時に“敢えて持たない”という選択肢はなくなっていますが、これらの健全性を損なう戦略を推奨する変更は行われないことも明確に示されています。なお、ルーン「開放の魔導書」によるスマイト保有は未だに可能となっていますので、特殊な戦略にチャレンジしたい方はこちらを活用ください。

■反レーンスワップルールの追加調整

このロール固定システムを活用し、レーンスワップ対策システムに追加の調整が実施されます。新たなシステムでは「ジャングラーが存在するチーム」において、MIDレーンでは1:35~2:15、TOPレーンでは1:35~3:00の間に「ワールドアトラスを持つプレイヤー」が確認された場合にレーンスワップを検出し、ペナルティーを発動します。

このペナルティーはサポートのみが対象となり、防衛(スワップを受けている)側のプレイヤーは、付近のミニオンからゴールドと経験値をすべて獲得できるほか、タワーも被ダメージ軽減と与ダメージ増加の効果を獲得します。また、攻撃(スワップをした)側のサポートはワールドアトラスのスタックを消費できず、レーンミニオンからのゴールドや経験値が一切得られなくなります。

レーンスワップ対策については「プロシーンでのレーンスワップをほぼゼロに抑えると同時に、一般プレイヤーへの影響も引き続き軽減することを目指す」との方針も述べられており、SUPによる他レーンへのローム・ガンクは可能でありながら、その際に味方のゴールド収入が犠牲にならないシステムになっています。

◆“連続キルサウンド”も登場―デス画面はやや明るくなりました

できればたくさん恩恵を受けたくないポイントではありますが、対戦中の「デス画面」がプチリニューアル。完全に灰色だった画面がやや色彩豊かになり、チームメイトの視点を自由に切り替えられる観戦UIも追加されています。

プレイヤーにとっての“最高の瞬間”である連続キル時の演出にも変更を実施。これまでは瞬間的なマルチキルに対してアナウンスが遅れてしまうことがありましたが、『VALORANT』に着想を得た「控えめながら気持ち良い」効果音が鳴るようになりました。

なお、この効果音は本人にだけ聞こえる仕様となっていますので、もしクアドラキルのサウンドが聞こえたら急いでのペンタアピールをおすすめします。


5月1日配信のパッチ「25.09」で幕開けとなるSeason2のゲームプレイにおける主な変更点は以上となります。詳しくはゲームプレイプレビューの全文をご確認ください。

《ハル飯田》
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