
任天堂は、開発者へのインタビュー企画「開発者に訊きました」の第18回で、『マリオカート ワールド』のBGMについて語りました。新規にアレンジされた200曲以上の楽曲が、広大な世界でのドライブに彩りを添えてくれます。
歴代『マリオカート』シリーズのアレンジ楽曲でドライブを楽しめる

『マリオカート ワールド』には、広大な世界を自由にドライブできる「フリーラン」モードがあります。通行止めになっている道や海も走行することが可能で、写真撮影やオンラインプレイも活用しながら自由気ままなドライブを楽しめます。
またフリーランモードでは、コースの状況に合わせて最適な曲が自動的に選ばれるBGM機能があるとなっています。
本作でBGM周りの様々な取りまとめや作編曲を担当する朝日温子氏は、フリーランなどのモード用に状況に合わせて最適な曲を自動的に選ぶ仕組みを作成したと説明。この機能は開発チーム内で「ジュークボックス」と呼ばれており、200曲以上の楽曲を収録して新たなBGM演出を実現させました。
ジュークボックス用の楽曲は全て新規アレンジで、幅広いジャンルを収録。生演奏収録も行いながら、歴代『マリオカート』シリーズの曲をアレンジして制作したと述べています。
天気や時間にあわせてBGMも変化!懐かしい気持ちに浸りながらドライブを楽しめる

また、ドライブするうちに自然に景色や天気が変わる本作の新要素にも、ジュークボックス機能が活用されています。
昼は元気で明るい雰囲気、夕方や夜はゆったりとした雰囲気のアレンジ曲を再生。「開発者に訊きました」内では、『スーパーマリオ64』の「クッパへの道」を聴きながら「クッパキャッスル」に向かってレースをしたり、『スーパーマリオカート』の「レインボーロード」の曲を聴きながら夜道を走ったりできると説明しています。
朝日氏は「『マリオカートDS』の『スタッフクレジット』の曲を、今作っぽくバンドアレンジして収録しているのですが、夕暮れのシーンに聴くと個人的にじーんとくるものがありました」とコメント。続けて、「シリーズを経験されたことのある方には思い入れある楽曲を聴き、懐かしい気持ちに浸りながら、ドライブしていただけると思います」と楽曲への想いを語りました。
『マリオカート ワールド』には、過去作に登場したコースも登場します。4月の発表では「キノピオファクトリー」を含む懐かしのコースが紹介されており、歴代コースBGMがどのようにアレンジされるかも注目の部分になっています。
『マリオカート ワールド』はニンテンドースイッチ2向けに2025年6月5日に発売予定です。
¥15,960
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)











