
ゲームのサポート終了後も何らかの手段でユーザーがプレイできるよう求める運動「Stop Killing Games」が活発化するなかで、PC(Steam)/iOS/Android向けにリリースされたアクションRPG『ロックマンX DiVE オフライン』が理想的なサポート終了の形であると主張するRedditの投稿が注目されています。
オフライン版がリリースされたゲームに再注目

本作は、2023年9月にサービスを終了したオンライン専用タイトル『ロックマンX DiVE』をオフライン化したアクションRPGです。
オンライン版に含まれていた「対戦モード」「協力プレイ」などの一部のコンテンツは利用できないものの、エンディングの追加やキャラクター入手方法の変更などの調整が実施されており、やりこみ要素が詰め込まれた横スクロールアクションを買い切り型のゲームとして楽しめます。

「Stop Killing Games」では、サービスの終了を問題にしているわけではなく、終了後にゲームへ一切のアクセスができなくなる状況を防ぐことを目標に掲げています。公式サイトの質疑応答では、永続的なゲームサポートは現実的ではないと認めつつ、責任ある形でサービスを終了したゲームの例として『ロックマンX DiVE』や『ノックアウトシティ』を挙げました。
Redditの投稿者は、企業がプレイヤーを尊重して誠実な対応を取った好例として本作を紹介。「Stop Killing Games」で要求している内容は、少しの労力を費やせば可能であると主張しました。
投稿では本作と同様にオフライン版をリリースした『どうぶつの森 ポケットキャンプ』や『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』、既存プレイヤーに向けて特別バージョンを用意した『白夜極光』などがゲーマーたちに紹介されています。
また、サービスは終了したものの何らかの形での復活を望まれているゲームとして『ドラガリアロスト』『NieR Re[in]carnation』『マビノギデュエル』といったタイトルが挙げられました。
昨今のゲームではサービス終了に伴いプレイする手段が失われる作品が増え続けていますが、「Stop Killing Games」により終了後のケアが注目されたことで、アクセス手段を残したタイトルが再び脚光を浴びている模様です。







