
基本無料FPS『Splitgate 2』の開発元1047 Gamesは同作の開発状況をベータ版に設定し直し、来年初頭を目途にゲームを再構築するとの方針を発表しました。
批判を重く受け止め「ベータ版」からやり直し

『Splitgate 2』はポータルを駆使したゲームプレイを特徴とした人気作『Splitgate』の続編として注目を集めていた、6月7日正式サービス開始の基本無料オンラインFPS。サービス開始直後にはその期待から最大同時接続数25,785人を記録していましたが、度重なるトラブル等を理由としたのかリリースから約1か月でピーク時同時接続数4,024人と大幅な人気の低迷を招いていました。
今回の声明では「Splitgate 2を信じている。」と冒頭で述べながら、届いているユーザーからの批判を重く受け止めていることを説明。リリースが早すぎたとの認識を示し、来年初めまで集中してゲームの主要部分を再構築するためにベータ版へと開発段階を戻すことを発表しました。

具体的な方策として進行システムの作り直しからポータルの追加、マネタイズの簡素化や要望の多いクラシックスタイルのゲームモードに再注目することを挙げています。また開発体制についても原点回帰を目指すといい、より多くのプレイテストやアンケートによる、コミュニティを第一に考えた長期的な開発への取り組みを行うとのことです。
レイオフ、初代のサーバー停止等も含め再構築にリソース集中

またリソースを再構築に集中させるための難しい決断だったとして、報道のあったレイオフについても釈明。対象者には退職金と就職支援を行うとともに可能であれば将来的な再雇用も考えていると示しています。さらに、同様のリソース確保のため、オリジナル版『Splitgate』のサーバーも今後1か月以内を目途に閉鎖される予定です。なおその際、オフラインやP2Pによる対戦環境への対応を検討しているとのことです。
多くの失敗を糧に再出発を目指す『Splitgate 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoftストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに基本プレイ無料で配信中です。










