バンダイナムコエンターテインメントとブラウニーズは、『トワと神樹の祈り子たち』のゲームシステムに関する新たな情報を公開しました。
本作は、神の子トワと8人の祈り子たちが諸悪の根源マガツの力で“マナ”が枯渇した「シンジュの里」の平和を取り戻すため、マガツ討伐のダンジョンへ挑む見下ろし型のローグライトアクションアドベンチャーです。部屋をクリアするごとにランダムに発生する“恩寵”で能力を強化し、マガツが待ち受けるダンジョン最奥部を目指します。
個性豊かなキャラクターが営む里の施設を使いこなして有利にダンジョン攻略!

今回明かされたのは、ゲームを進めるうえで活用したい里の施設の全貌と、その中でも特に重要な刀鍛冶システムの詳細となっています。最初にご紹介するのはヌシを釣りあげるべく日々奮闘する「ケイ」が管理する「釣り場」です。里で魚群を見かければそこへ糸を垂らすことで、魚釣りが行えます。魚の大きさや種類に応じて取得できる釣りポイントは、ケイと取引して様々なアイテムと交換可能です。


「大工ベッテンチ」はこれまで紹介されてきた施設の建築、増築が行えるある意味最も重要と言える施設です。親方を務める「イッカン」は里中をいつも駆け回り、休んでいる姿を見ないと評判になるほどの疲れ知らずで仕事をこなしています。

取材に基づく刀鍛冶は本格10工程!ミニゲームの評価で刀の性能が大きく変わる
続いて本作におけるキャラクター強化の目玉要素とも言える刀鍛冶の詳細をご紹介。ダンジョンから手に入る玉鋼から自分の好みに合わせた見た目の刀が制作できる要素であるとともに、10工程に及ぶ本格的な刀作りを進める中でその性能やスキルも変化します。



作刀方法には設計図で刀の形を指定できる通常作刀と、設計図を用いず火造りの工程で自由に鉄を変形させられる本格作刀、大部分の作業がスキップできるおまかせ作刀の3パターンを用意。本格作刀では一部作業の難易度が難しくなっている他、おまかせ作刀では完成する刀の性能が選択した素材にほぼ依存するといった特徴があるとのことです。

さらに5種類の工程について、ミニゲームを含めたその内容が公開されています。
「水へし」

火床と金床で温度を管理しつつタイミングを見計らい玉鋼を薄く引き伸ばす。
「組み合わせ」

適切な順序でハンマーを振るい、心鉄と皮鉄を一つにする。
「火造り」

叩いて玉鋼を刀の形に変形させる。通常作刀では数回で設計図の形に、本格作刀ではここでの作業がそのまま刀の形へと反映される。
「焼き入れ」

火床で加熱した刀を水槽で一気に冷ます。
「研ぎ作業」

砥石で刀を研ぐ。砥石の種類により違った能力が研げば研ぐほど上昇する一方、出来上がる刀の耐久力が下がるためバランスが重要となる。

設計図の作り方次第でゲームならではの奇抜な見た目の刀を作り出すことも可能だとのこと。ちなみに本要素の開発にあたり、三秀関刃物ミュージアム、将大鍛刀場 森の京都の2か所へ取材を行ったといい、将大鍛刀場では実際に小刀の製作も体験したそうです。

※記事中の画面は開発中のものです。
『トワと神樹の祈り子たち』は、WindowsPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2025年9月18日に発売予定(Steam版は9月19日)。パッケージ版早期購入/ダウンロード版予約特典として、「祈り子たちのお召し替えセット」が付属します。また、ダウンロード版限定のデジタルデラックスエディションもリリース予定です。
価格は、パッケージ版/ダウンロード版が3,600円(税抜)、デジタルデラックスエディションが4,500円(税抜)となります。













