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全然違ウ!海外カバーアート『マジカルドロップ 3』

1995年に、今はなきデータイーストが業務用として発売した[b]マジカルドロップ[/b]。アクションパズルゲームとして人気を獲得し、その後は続編が作られ、業務用だけでなくSFC、PS1、セガサターン、携帯ゲーム機などでもリリースされています。今回はPS1版の「3」を海

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1995年に、今はなきデータイーストが業務用として発売した[b]マジカルドロップ[/b]。アクションパズルゲームとして人気を獲得し、その後は続編が作られ、業務用だけでなくSFC、PS1、セガサターン、携帯ゲーム機などでもリリースされています。今回はPS1版の「3」を海外ジャケットと比較・・しかし!


まずは何はともあれ国内版ジャケットをご覧下され!



いろいろなキャラクターが飛び回っております。なんとこのジャケット、コンビニ専売版の「よくばり特大号!」のものでした!確か、筆者の友人がコンビニ版がどーのこーのと騒いでいた事があったのですが、どうやらコレみたいです。一応説明しますと登場キャラクターは、タロットカードの大アルカナをモチーフにして作られています。全体的にほんわかして、可愛いデザインになっていますね。

では、海外版(PAL版)のジャケットをご紹介しましょう。こちらです・・。



えー、別のゲームのジャケットを紹介している訳ではありません。登場キャラクターも国内版とすべて同じで、ボイスとフォントが英語圏ローカライズされているだけであります・・。ワールドというラスボス(三ツ目の女性キャラ)の威厳が、もはや皆無のような感じがしますし、全体的に絵面もデッサンも結構狂ってるような・・。国内版がほんわかなら、こちらは「ギト?」っとしてる、そんな強烈な違和感があります。デザイナーの出身国と感性の違いでしょうかねぇ・・。

マジカルドロップは、俗称[b]「マジドロ」[/b]と呼ばれていました。初回作であるマジカルドロップより、1999年10月発売の「マジカルドロップF・大冒険もラクじゃない!」まではデータイーストが開発・販売を行っていました。しかし、この頃の業務用ゲーム業界は家庭用コンソールによりどこも経営難で、次第にその投資先は[b]「インカムが鈍るなら儲かる方に行こう」[/b]という方向に。結局のところ、業務用をメインとしていたデータイーストは、負債33億円を出して自己破産・解体となっています。データイーストが最後に放ったアクションパズルの名作・マジカルドロップに、タロットカードをモチーフにしたキャラクターを出してしまった事が、負の効果を生み出してしまったのかも・・。そう考えるとやるせなさを感じますが、データイーストの遺作としては(意見はあるにせよ)輝いている作品、なのかも知れませんね。なお、現在は[url=http://www.g-mode.jp/appli/magidoro-dx/]株式会社ジー・モード[/url]がライセンスを取得し、携帯電話用ゲームアプリとしても配信されています。魅力のあるキャラクターも多いことから、テクモのゲーム「モンスターファーム」ともコラボレーションが実現。これからどう発展するのか、ちょっと気になるところです。

オマケになりますが、マジカルドロップ 3のゲームプレイムービーも合わせてご覧下さい。


参考:[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97]ウィキペディア[/url]

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