Gabe Newell氏: セールは必ず利益を生む、海賊行為はサービスの問題 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Gabe Newell氏: セールは必ず利益を生む、海賊行為はサービスの問題

ニュース 最新ニュース


常にスペシャルセールや予約割引、或いは夏やハロウィンなどの大型セールで、ゲームを凄まじい低価格にて提供しているValveのデジタル販売サービスSteam。この価格設定について、Valveの最高経営責任者Gabe Newell氏が、シアトルにて行われたビデオゲーム経済のカンファレンスにて言及しています。

同氏はSteamにて密かにとある1つのタイトルを価格変更し、その収益がどの様に変化するかを実験したところ、全体の収益は以前と全く変わらない事が判明したとのこと。この事から価格設定には非常に弾力性があると考えたNewell氏は、さらに新たな実験で『Counter-Strike』を映画やコミック規模の宣伝イベントと合わせて75パーセントオフのセールを実施、すると今度は40倍もの収益が発生したそうです。またセール後は値引きされていたタイトルの売り上げが通常のプロモーションを行った際よりも伸びるそうで、Newell氏は25パーセント、50パーセント、75パーセントの値引きにはそれぞれ異なった売り上げの増加が確実に起きるとコメントしています。

さらに『Team Fortress 2』など、基本プレイ無料の課金アイテム方式“Free to Play(F2P)”についてもNewell氏は語り、「実際に遊ぶ事が出来る」と無料でプレイ出来る事が重要であることを強調。実際に『TF2』ではF2Pを取り入れてから、収益が5倍に増加したそうです。この事は先日、ゲーム内ストアが1周年を迎えた際にも、1年間の利益が200万ドル以上になった事が明らかにされていました。

またNewell氏は、海賊行為は価格設定では無く、サービスの問題によって引き起こされているとも発言。ローカライズの遅れによりロシアでの製品発売が遅れてしまっている事を例に挙げつつ、不正コピーを止めたいのならば、反海賊行為用の技術(DRMなど)を作り出すよりも、よりサービスを向上させて違法者を正規の購入へ促す様に満足させるべきだと訴えました。実際に欧州では、海賊行為が多いと言われているロシアでのSteamの売り上げが、ドイツに次いで2位に位置づけしている事を明らかにしています。
(ソース: GeekWire)


【関連記事】
Gabe Newell: ゲームデザイン早期のマネタイズは諸悪の根源
ValveのGabe Newell氏、Xbox 360版Steamについて語る
Valve: 『CS: GO』のクロスプラットフォームプレイ搭載は確かな目標
Valveが任天堂のWii Uに興味、プラットフォーム進出を示唆
Valve: 今現在“Source Engine 2”の開発は計画されていない
《tobiuo》

ニュース アクセスランキング

  1. 【特集】『主人公が無言の名作ゲーム』10選

    【特集】『主人公が無言の名作ゲーム』10選

  2. Google Japan年間ベストゲームは『ポケモンGO』!ベストアプリは『AbemaTV』―『シャドウバース』なども

    Google Japan年間ベストゲームは『ポケモンGO』!ベストアプリは『AbemaTV』―『シャドウバース』なども

  3. ぐでんぐでんな乱闘ゲーム『Gang Beasts』がSteam早期アクセスにて配信開始

    ぐでんぐでんな乱闘ゲーム『Gang Beasts』がSteam早期アクセスにて配信開始

  4. 中国にてルートボックスやガチャの内容・排出率の表記が義務付けへ

  5. ノーティードッグPSデビュー20周年!PS Storeでの記念セールが国内発表

  6. 壮大スペースシム『Elite: Dangerous』PS4版が海外発表!PS4 Pro対応も

  7. タイ産の1人称病院ホラー『ARAYA』がSteam Greenlightに登場

  8. DMM、低価格4Kディスプレイを発表―50インチが約6万円

  9. 『ポケモンGO』新ポケモンの登場が確定!

  10. 恐竜世界でサバイバル!『ARK: Survival Evolved』が発表―PS4/Xbox One/Steamで2016年リリース予定

アクセスランキングをもっと見る

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら

page top