海外で今年10月に発売され高い評価を受けたリメイク作品『XCOM: Enemy Unknown』ですが、そのオリジナルである『X-COM: UFO Defense(UFO: Enemy Unknown)』のディレクターJulian Gollop氏は「素晴らしい仕事をした」とリメイク版のデベロッパーFiraxis Gamesを賞賛しました。
Gollop氏は『XCOM: Enemy Unknown』が古典的難易度設定に挑戦的である事は言うに及ばず、中毒性の高い夢中にさせるゲームになっていると伝え、Firaxis Gamesの判断は賢明でコンソールに優しいゲームを作り上げたと評価しています。
オリジナルの『X-COM: UFO Defense』
基地が1つしか作れない事など多少の不満点はあるようですが、Gollop氏は「全体的にX-COMのオリジナルのエッセンスを維持していると思う」と語っており、『XCOM: Enemy Unknown』がオリジナルの制作者も納得の出来であった事が伺えます。
クラシック作品のリメイクというのは昔からのファンだけでなく、新たなユーザーの事も考えなければいけない難しい仕事です。それを見事成し遂げた『XCOM: Enemy Unknown』はFiraxis Gamesにとっても大きなアピールとなる事でしょう。
『XCOM: Enemy Unknown』
なおGollop氏は現在、彼が過去に手がけた作品『Chaos: The Battle of the Wizards』(ZX Spectrumにて1985年に発売)のリメイク版を開発中。本作についてGollop氏は「FiraxisがX-COMで体験した困難はChaosでも抱えている。これは成功するかもしれないし失敗するかもしれない。しかし私は成功できるよう努力する」と意気込みを見せています。
(ソース&イメージ: Eurogamer via VG247)
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