2012年8月のドイツ、イベントgamescomにて発表されその美しくも物悲しいビジュアルとサウンドで注目を集めた『Rain』ですが、本日同作の初となるゲームプレイ映像が欧州のPlayStation.BlogやYouTubeのPlayStation国内公式チャンネルにて公開されました。
本作は固定視点カメラの3Dアクション・アドベンチャー。少女と駆けっこをしている内に彼女の姿を見失ってしまったとある少年が主人公で、少女が四足歩行の化け物に襲われているのを見た少年は、彼女を救おうと神秘的な雨の世界を進んでいきます。
登場人物は化け物を含めなぜか全員が透明で描かれており、プレイヤーすら少年たちを目視することは出来ません。しかし雨が降りかかることで彼らの輪郭を認識することが可能です。また逆に雨の振らない場所では少年の姿は見えないため、雨宿りが出来る雨の外に出ることで化け物から上手く逃げることも出来ます。なお映像中では確認出来ないものの、本作はパズル要素も持ち合わせているとのこと。
『Rain』の開発はSCE主催の人材発掘プロジェクトPlayStation C.A.M.P!より生み出された開発チームが手掛ける予定。同プロジェクトは『TOKYO JUNGLE』も生み出しており、斬新なアイディアを持ったクリエイターを発掘することが目的となっています。
『Rain』はサンフランシスコにおける開発者向けイベントGDC 2013でも初となるライブデモが公開されるとのことなので、“雨が写しだす物語”の続きが気になるユーザーはこちらもチェックしておきましょう。
(ソース＆イメージ： PlayStation.Blog)
【関連記事】
GC 12: PSN新作『Rain』の国内公式サイトがオープン！日本語版トレイラーも登場
GC 12: SCE Japan Studio手がけるPSN向け新作『Rain』が発表
SCEAが『Rain』など2つ商標を登録、謎のPS3タイトルフッテージも
