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あなたの外交力が試される−『Civilization V』第2弾拡張パック“Brave New World”プレイレポ

July 09, 2013(Tue) 12:23 / by えれ子

Civ4にも登場したブロードウェイ。建築する事で今回追加された「傑作」を展示する事が可能となる。

文明発展ストラテジーゲーム “シヴィライゼーションシリーズ”の最新作として、2010年に発売された『Civilization V』。その拡張パック第二弾である『Brave New World (素晴らしき新世界)』が2013年7月11日にリリースされるので、一足早くプレイして新たに追加された新要素などをご紹介していきます。

『Civilization』とは、文明の指導者となり歴史をシミュレートしていく世界的にも有名なターン制のストラテジーゲームです。今作の『Civilization V』には第一弾拡張パック『Gods & Kings』が既に発売されており、そちらの内容は多数の文明が追加されたと共に、宗教やスパイの概念が加わった内容となっていました。

今回の第二弾拡張パックにより追加される新機能は前作と同様、多数の文明の追加や遺産、建築物の追加の他、「新しい政策と思想」「新しい文化による勝利」「新たな国際交易路の導入」「世界議会の導入」などの追加が用意されています。前回の『Gods & Kings』と比べ、今回の拡張パックは外交面や文化面に大きな影響を与えるパックとなっております。

新しい政策と思想の誕生

レベル1を2つ解除するとレベル2を1つ解除、レベル2を2つ解除するとレベル3を1つ解除できるツリー形式。

社会制度は伝統、解放、名誉、敬虔、文化後援、合理主義、探検、商標、美学の9つに分けられ、思想の選択は現代に突入するか、工場を3つ建設すれば選ぶ事が出来るようになります。思想は「独裁政治」「自由」「秩序」の3つにわかれており、この中から選んだものに基づき、各々用意された教義の中から好きな物を選んでいく事ができます。一度決めた思想は、市民の満足度がある場合変更する事が出来ないので慎重に選ぶべきでしょう。

新しい文化による勝利を目指して

観光客は傑作を展示できる建築物に集まります。観光力によって自国の文化を他の文明へ流す事が出来ます。
観光力は他の文明に対する“攻撃力”であり、文化力は他の文明に対する“防御力”です。

今作では偉人の大芸術家の分類が細かく3つに分かれており、それぞれ「大芸術家」「大音楽家」「大著述家」になっています。それぞれの文化偉人を消費する事で「傑作」を作る事ができ、作られた傑作は博物館やオペラハウスなどの建築物に展示する事が可能となります。遺産を作る事と傑作を展示する事により、文明の観光力と文化力が向上し、文化勝利への道と繋がっていきます。作った傑作は他の文明と交換する事もでき、展示する作品の組み合わせによってはボーナスを得る事も可能となっています。

他文明の国境を無視して出向く事も出来る。(開戦にはならない。)
ただし他文明で発掘していると、その文明の指導者に怒られる事も……。

また傑作は偉人以外にも、新しく追加されたユニット「考古学者」を遺跡へ派遣する事で生産する事も可能です。(遺跡は蛮族のキャンプがあった場所など。)考古学者はテクノロジーで考古学を取得した後、大学を立てた都市でのみ作成する事ができるユニットで、ゴールドでの生産は不可。考古学者が発掘した遺物は文化遺産として利用するか、ランドマークとして利用するか選ぶことができます。

新たな国際交易路で利益を得る

まずは近場にあったアメリカとフランスに交易路を結んでみました。

交易ユニット「隊商」を使い、都市間で交易路を結ぶ事が出来ます。最初は交易路の数も多くは開設できませんが、文明が発展していくと共にたくさんの交易路を結ぶ事が出来るようになります。他の文明(都市国家)と交易路を結ぶ事で、ゴールドを稼げたり科学力を手に入れる事が出来る他、自国の領土内で交易路を開設する事により、食料や生産力を得る事もできます。交易路は距離により得られる恩恵も変わってきます。遠ければ遠いほど利益も大きくなりますが、蛮族に襲われたり敵対文明から略奪される危険性も。

秩序を保つため(?)、世界議会で話し合い

一番最初に全文明と接触する&活版印刷を発明すると「議長国」になる事が出来ます。
議会を有利に進めるためにはぜひ議長国を目指したいところ。

すべての文明とゲーム内における取り決めを行う場「世界議会」が誕生しました。例えば「贅沢禁止」という議案があり、これが可決されると「高級資源から得られる幸福度ボーナスは無し」になってしまいます。他にも核兵器に関する議案や交易禁止の議案、他文明に対しての経済制裁など、ゲーム進行に重大な影響を与える議題が多数用意されています。ただ単に投票するだけではなく、票の売買やスパイを使い裏から票を操ったりする事も可能です。

Civilizationの面白さはそのままに、追加された機能のおかげで遊び方の幅も広がりました。

他にも上で述べた通り、9つの文明と8つの建築物の追加、2つの新しいシナリオと4つの新しいモードが追加されており、また国家遺産や新ユニットも多数追加されていたりとかなり充実した追加内容となっています。その一方で、一部テクノロジーの内容と社会制度の内容に変更点も入っており、交易路の追加に伴い河川沿いのタイルボーナス(ゴールド+1)がなくなっていたりと細かな修正点が多数入っていますが、ゲームシステムに合わせた細かなバランス調整を意識して作られている点において今作品はまさに「拡張パック」の名に相応しい内容となっているかと思います。

『Sid Meier's Civilization V: Brave New World』は2013年7月11日発売予定です。

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