今回の訴訟は、『GTA V』の登場人物である「アントニア・ボッティーノ」にまつわるシナリオがきっかけとなっており、カレン氏は「これは人生を丸ごと盗作しているようなもので、今後出版する予定の自叙伝にも影響が出てしまう」と主張している模様。「アントニア・ボッティーノ」は“ガンベッティ一家の元幹部サミー・ボッティーノの娘“という設定で産まれたキャラクターですが、これはカレン氏の父親であるサルヴァトーレ・”サミー・ザ・ブル”・グラヴァーノ氏と実在するマフィアファミリー「ガンビーノ一家」がモデルになっているようです。また、海外のセレブゴシップメディアstarcasm.netでは3Dモデルと実際のカレン氏の比較画像も公開されており、キャラクターと同氏の容姿からも共通点が確認出来ます。
海外メディアNew York Daily Newsによれば、「原告であるカレン氏は『GTA V』のシナリオライターや開発者達に最大限の敬意を表しているものの、今回の訴訟に踏み切った」とのこと。Rockstar Gamesからのコメントは現状では発表されていませんが、以前にも米国の女優リンジー・ローハン氏との問題もあった為に、より慎重な対応が求められるのではないでしょうか。
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