先週末アメリカ国内を対象にアルファテストが開始された『Heroes of the Storm』ですが、有志によるプレイ動画が続々とアップロードされてます。テスト開始直前にBlizzardの公式サイトでアップされたアルファテストのイントロダクション動画にはなかった、PvPでの対戦が収録されている動画も多くなっています。
『Heroes of the Storm』では対戦を行うマップが複数用意されています。今回掲載した動画のマップはDragon Shireと名付けられたもので、特徴は各レーンの中心部に存在するShrines(聖堂)の存在です。最初にTopとBotのそれぞれShrineの周りを確保すると、「聖堂が自軍の支配下に置かれました」という旨のアナウンスが行われ、双方を確保するとMidにあるShrineに向けて光のリンクが繋がれます。そしてMidのshrineで一定時間ヒーローが待機をすると、強力なDragon Nightに変身し大きなアドバンテージを得ることが可能になります。
対戦形式ですが従来のMOBAと同様にプレイヤーは5vs5で、敵の本拠地の破壊したチームが勝利します。NPCであるミニオンが一定時間ごとに発生しTop・Mid・Botの3レーンに分かれたそれぞれを行軍しプレイヤーは主にミニオンの衝突部分で戦う形式も変わりません。マップは比較的狭く、タワーが配置されているのは2箇所のみ。1箇所目(Tier1)では城門のような壁を挟んで2つのタワーが配置されています。城門が存在する間は向こう側には行けませんし視界も取れません。まるで現実の城塞なデザインになっています。
レーン以外の箇所は他MOBAと同様にジャングルとなっていて、どちらの軍にも所属しないが倒すと経験値が手に入る中立ミニオンが存在します。またジャングルの各所には木や茂みが設置されており、反対側への視界をとることはできません。
続いて使用するヒーローに関して。ヒーローごとに近接攻撃と遠隔攻撃に別れ、キーボードのQWER各キーに設定された4つのスキルを持っています。MOBAでは恒例となっているレベルアップごとのスキルのレベルアップと、アイテムの購入による強化は本作にはありません。レベル1からRに設定されたUltimate以外のスキル3つは使用可能となっていますし、ミニオンのラストヒットによってアイテム購入のための資金が手に入ることもないようです。レベルアップの際は通常攻撃のダメージアップ、スキルのクールダウン時間の減少、移動スピードの上昇などの効果が示された2つの選択肢が示され、プレイヤーがどちらかを選択する形式となっています。
今回紹介したDragonShire以外にも、マップの形状や登場する中立ミニオンの性質が異なる複数のマップが用意されています。
『Heroes of the Storm』のアルファテストは終了期日が設定せず、かつテスト間の情報提供は惜しまないとBlizzardが告知しており、とても力を入れて開発を行っていることが伺えます。MOBA界隈において目の離せない作品となるでしょう。
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