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オープンワールドホラー『Death in Candlewood』、「BioShock」スタッフも参加する奇っ怪な1940年代クラシカル恐怖

『Silent Hill: Origins』や『F.E.A.R. Extaction Point』、『The Witcher』などの開発メンバーによって2011年に設立されたRosebud Gamesが、新作オープンワールドホラーゲーム『Death in Candlewood』を2015年春にリリースします。

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『Silent Hill: Origins』や『F.E.A.R. Extaction Point』、『The Witcher』などの開発メンバーによって2011年に設立されたRosebud Gamesが、新作オープンワールドホラーゲーム『Death in Candlewood』を2015年春にリリースします。同作は現在Kickstarterにてクラウドファンディングを実施中で、開発資金6万ドルの獲得を目指しています。

ゴシック小説家Edgar Allan Poeの「死」をテーマにしたホラー小説や、クラシカルな恐怖映画に強く影響を受けたとされる『Death in Candlewood』。ゲームの舞台は1940年代のアメリカに存在する架空の町「Candlewood」で、主人公である医者Ray Duneはこつ然と姿を消してしまった養子Rizzoを探すためCandlewoodとその周辺を探索していくことになります。主人公Ray Duneはかつて死の危機に瀕していた精神科医Laster Caravanなる人物となんらかの関係を持っており、どうやら「創作物」と呼ばれるCaravan医師の患者らがゲーム中では敵対者として登場するようです。


Ray Dune医師とその息子Rizzo、右は精神の病を患った患者


両足を失っているらしき精神科医Lester Caravanと、「彼の創作物の1つ」と名付けられた謎の人物

本作最大の特徴はオープンワールド環境である架空の町「Candlewood」。6平方キロメートルにおよぶ薄気味悪い山々と、その中心部にある4平方キロメートルのCandlewoodの町は、1,000棟以上の建物が存在。町の中を実際に歩いたり、あるいは背後から忍び寄ったり、泳いだり、運転したりすることが可能となっています。

重要なNPCや動物、モンスターのような外見を持つ敵たちだけでなく、町の中には市民たちも登場してシチュエーションに合わせたセリフやリアクションを見せるとのこと。ゲーム内ではアイテムやアップグレードを購入できるほか、ランダムなイベントも発生していくとされています。

実際のゲームプレイは、ホラーFPSを中心としつつロールプレイング的なカスタマイズやステルス、さらに運転時のみ3人称視点といった要素を盛り込む内容となる模様。視線やノイズのメカニック、また近接戦闘時に回避するとスローモーション演出が発生するといった戦闘シーンのほか、素手ゴロからMaschinengewehr 42s、精神安定剤用のピストルなど多種多様な20種類以上の武器が登場することも明かされています。





なおホラーゲームの手練れたちによって構成されたRosebud Gamesに加え、かつて2K Australia(旧Irrational Gamesのオーストラリア支部)にて初代『BioShock』における環境要素のリードビルダーとして活躍したJay Kyburz氏も開発に協力しており、特にトレイラー冒頭の金色の胸像など、ゲームビジュアルの奇妙かつ愛嬌のあるホラー感はどことなく『BioShock』と似ているようにも思えるかもしれません。

「死と生の狭間にある愛の物語」と銘打たれた『Death in Candlewood』はPC向けに2015年春リリース予定。Kickstarterにて獲得した資金に応じてMac/Linuxやコンソールでのリリースも検討していくことが明らかにされています。
《ishigenn》
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