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【E3 2014】『Far Cry 4』開発者インタビュー。最もオススメする乗り物は象

家庭用ゲーム PS4



E3直前に突如電撃発表された『Far Cry 4』。南海のリゾート島が舞台だった『3』から一転して、ヒマラヤにある架空の山岳地帯が舞台となりました。それにあわせてトレーラーが2本公開されましたが、まだまだ背景情報などが謎めいています。本作の詳細や開発のコンセプトについて、ナラティブディレクターのマーク・トンプソン氏に伺いました。



――ストーリーの概要について教えてください。『3』では南海の孤島に訪れた民間人の青年ジェイソンが主人公で、犯罪組織に拉致された友人を救出することが目的でしたが、『4』ではどうでしょうか?

トンプソン:ゲームの舞台はヒマラヤの奥地にある架空の山岳地帯「カイラット」で、主人公のエイジェイ・ゲイルはそこの出身という設定です。幼い頃に国を出てアメリカで育ちました。亡くなった母親の遺骨を、山の頂上の秘密の場所に散骨するために里帰りしてきたんです。ところが、彼がいない間にカイラットはパガン・ミンらが暴力で支配する土地に変わっていました。もちろんゲイルはそんなことを知らないわけです。

――それがUBIカンファレンスで公開されたトレーラーというわけですね。

トンプソン:そのとおりです。冒頭のカットシーンを紹介しました。バスにゆられて国境まで来て、入国審査を受けている最中に、いきなり銃を突きつけられて、乗客がみんな殺されたら、そりゃパニクりますよね。ゲイルにしてみれば、まったく訳が分からない。プレイヤーと同じというわけです。



――なるほど。では『3』では海賊集団、犯罪組織、レジスタンスという3つのグループが出てきましたが・・・

トンプソン:カイラットにはパガン・ミンらの恐怖政治に反対するレジスタンスがいて、一種の内戦状態になっています。ですから、登場するグループもこの2つですね。

――SCEのカンファレンスでは、オートジャイロで砦を急襲するシーンがデモプレイされましたね。そこのつながりがよくわからなかったのですが・・・

トンプソン:詳しくは説明できないのですが、あのシーンはゲームをはじめて20時間くらいたったころのイベントです。最初、ゲイルは訳が分からずパガン・ミンに協力していくしかありません。しかし、だんだん状況が飲み込めていきます。また周囲には昔の親族などがいて、接触してきます。そのうちにゲイルはレジスタンスに味方するようになっていきます。その結果として、ミンの手下が支配する砦を急襲するわけです。オートジャイロ以外にも、さまざまなやり方がありますよ。このシーンは会場のブースでもプレイできるので、試してみてください。

――オートジャイロは楽しそうですね。またフレンドと2人でプレイできるのも気に入りました。『3』ではシングルプレイとCo-opモードとマルチプレイモードが、それぞれ完全に分かれていましたが、『4』ではシングルプレイとCo-opモードが融合するのでしょうか?

トンプソン:はい、プレイヤーは好きなタイミングでほかのプレイヤーをインバイトできます。マルチプレイはまたちょっと違いますが、シングルとCo-opの融合は『4』のテーマの一つでした。メインストーリー以外にハンティングなど、さまざまなシチュエーションが楽しめます。



――ちなみにCo-opのプレイ人数はどうなりますか?

トンプソン:2人ですね。3人や4人でのCo-opプレイも検討しましたが、ベースのゲームをかなり改変しなければならず、断念しました。

――他にどのような乗り物が登場しますか? また『3』では虎やサメなどの野生動物も登場しましたが・・・。

トンプソン:いちばんのオススメは象ですね。

――ええっ? 象に乗れるんですか?

トンプソン:はい、乗れますよ。移動したり、突撃して砦の扉を壊したり、鼻で敵をなぎ倒したりできます。オートジャイロでは一人が運転して一人が射撃をしていましたよね。象も同じように二人で乗って役割を分担できます。他にすべての乗り物を二人で乗ることができます。

――象に乗れるゲームなんて初めてですね! 

トンプソン:ありがとうございます。もっともオススメは象から降りて、後ろから追いかけながら周りの敵を攻撃していくことです。象は敵から攻撃されると、怒って彼らに突撃していきます。それを後から掃討していくのです。もっとも、間違って象を攻撃したら、怒って自分に向かってきますので、気をつけてください。



――重々気をつけます。話は変わりますが、SCEのプレスカンファレンスでPSユーザー向けに、誰か一人ユーザーがゲームを持っていれば、PSN経由で招待を受けることで、ゲームを持っていなくても遊べるようになると発表され、驚きました。

トンプソン:PS4同士、PS3同士でそれぞれ、PSN経由でのインバイトプレイが可能です。PS4とPS3の間では、これはできません。特定のモード限定というわけではなく、特に制限は設けない方針です。これを通してプロモーションになればと思っています。

――すばらしいやり方ですが、何かきっかけがあったのでしょうか?

トンプソン:たしかに家庭用ゲーム機では初めてかもしれませんね。ただPCオンラインゲームの『ワールドオブウォークラフト』で同じような仕組みがあり、導入したいと思っていました。「Recruit A Friend」というシステムで、すでに『ワールドオブウォークラフト』を遊んでいる人から招待を受けると、7日間無料で遊べるというものです。

――なるほど、ちなみに同時に何人までインバイトできるのでしょうか?

トンプソン:それはPSNの事情もあるため、ここでは答えられません。

――了解しました。ちなみに『3』のローカライズはクオリティが高かったですが、『4』の日本語版も期待して良いですよね?

トンプソン:はい、日本側スタッフの努力にはいつも敬服です。



――最後に日本のユーザーに向けて一言お願いします。

トンプソン:『3』が日本でも高い評価を受けるとは想像していませんでした。しかし、まだまだ知名度が高くないことは承知しています。『4』はそれをさらに上回る完成度になっていると思いますので、ぜひ遊んでみてください。そしておもしろいと感じられたら、『3』も手にとってもらえると嬉しいですね。

――ありがとうございました。

ユービーアイソフトDLタイトルを特集中!
《小野憲史》

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