開発チームのFlying Molluskは、ホラーアドベンチャーゲーム『Nevermind』のKickstarterキャンペーンをスタートしました。同作は今年2月にKickstarterで25万ドルの開発資金獲得に失敗したプロジェクトで、2度目となる今回のクラウドファンディングでは7万5,000ドルを目標額としています。
『Nevermind』はバイオフィードバック対応のホラーアドベンチャーゲームです。通常の方法では対処できない重度の精神病患者を治療する医者"Nuroprober"を操作し、彼らの潜在意識を探索してトラウマから救い出すことが目的となります。
ゲームデザイン自体は探索しパズルを解いていく『Myst』などのアドベンチャーゲームの枠を利用していますが、これにくわえてプレイヤーの心拍数を計測する独自のシステムが盛り込まれており、本作最大の特徴です。ゲームプレイ中に計測された心拍数はゲームの難易度にも影響を与え、たとえば強いストレスや恐怖を感じるとゲーム内の難易度は上昇し、平穏を保てていると難易度は降下します。クリアにはゲームの腕だけでなく自身の心をコントロールする術も必要になるということです。
なお現時点で『Nevermind』は心拍数の計測装置としてIntel RealSenseのカメラやGarminの心拍数モニターストラップなどに対応しているとのこと。またハードウェアが無くとも、視点やプレイヤーの移動などから反応をキャッチし、バイオフィードバックをエミュレートするシステムが搭載されているようです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
日本の国土交通省が送る『Cities: Skylines』Modv2.0公開!好きな実際の街を再現する「SkylinesPLATEAU」―設定ファイル自動生成などで使いやすく
-
プレイヤーを襲うのは緊張感と圧迫感……殺風景な部屋をただ探索する『POOLS』配信開始!
-
『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介
-
ドラマ「フォールアウト」はゲーム版と矛盾?物議醸した出来事をトッド・ハワード氏が説明
-
廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開
-
『ディノクライシス』インスパイアのSteam“非常に好評”恐竜FPS『Dino Trauma』が日本語対応!
-
陸海空で想像力を発揮できる乗り物制作サンドボックス『SimplePlanes 2』2025年発売!前作のデータをアップグレードして使うことも可能
-
『呪術廻戦 ファンパレ』ハーフアニバーサリーを記念したリアルイベント「ファンパレード」を6月に開催!抽選申し込みもスタート
-
『スカイリム』最強キャラ・黒檀の戦士を爆速で倒すRTAが3年ぶり記録更新!わずかひと振り、12分足らずの旅で地に伏せる強者
-
リズムゲームのようにパリィしてカードで攻撃する『Witch the Showdown』発表―すごろく風ローグライクパートも