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海外レビューハイスコア『Far Cry 4』

先日海外で先行リリースされたUbisoftの最新作『Far Cry 4』の海外レビューまとめをお届けします。広大なオープンワールドに秘められた多様なプレイスタイルとドンパチ絶えないカオスなアクション性が高く評価されています。

連載・特集 海外レビュー
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Guardian: 100/100
GamesBeat: 94/100
Joystiq: 90/100
    『Far Cry 4』からは無数のアドベンチャーが引き出せる。ゲーム本編に用意されたものを追いかけるもよし、目に飛び込んできたものを成り行きで発展させるもよし。1つ1つが興味をそそり夢中にさせる世界であり、引き込まれ撃ち進み燃え上がり、そして新たな始まりへと導いてくれる。本作は暴君を任命してしまったのかもしれないが、それでもオープンワールドシューターの王者であることは揺ぎない。

Destructoid: 90/100
Game Informer: 88/100



IGN: 85/100
    『Far Cry 4』は登場人物の魅力に欠けるが、キャンペーン、Co-op、マルチプレイの対戦モードは度肝を抜くほど愉快な自由度に特化している。

Gaming Trend: 85/100
Video Gamer: 80/100
GamesRadar: 80/100
    シリーズ最高傑作が『Far Cry 3』なことに変わりはない。しかし、どんよりした脚本と妙に少ない目的が玉に瑕ながらも、『Far Cry 4』は非常に見た目がいい。

Eurogamer: 80/100
Giant Bomb: 80/100



GameSpot: 70/100
    良い点
  • 広大なワールドは自分だけのワクワクを創造する方法で満ちあふれている
  • 協力プレイが新たな楽しみのオプションを開拓している
  • 優れたエコノミーが前へ前へと冒険を続けさせてくれる

  • 悪い点
  • ひどいストーリーととんでもないキャラクターにくわえて、テーマには疑問が残る
  • 絶えないいざこざがフリースタイルのサンドボックスに調和していない

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


先日海外で先行リリースされたUbisoftのオープンワールドアクション最新作、『Far Cry 4(ファークライ4)』の海外レビューまとめをお届けします。PS4向けに集計した平均スコアは記事執筆時点で85点。レビュー数はPC版が2件、PS4版が43件、Xbox One版が3件です。PS3/Xbox 360版のスコアは未確定。満点を付けたGuardianや94点を付けたGamesBeatをはじめ、数多の主要メディアが揃って80点以上の高評価を与えています。



特筆すべき評価点は、オープンワールドFPSシリーズの代名詞といっても過言ではない本作が誇る広大なワールドと、フリースタイルのサンドボックスに秘められたプレイスタイルの多様性。独裁者の親衛隊、地元の反乱分子、ゾウやサイの野生動物、全てを巻き込んだドンパチ絶えない大人の遊び場はプレイヤーを決して退屈させません。Games Radarによると、中でもCo-opモードでの協力プレイは収拾つかないメイヘムに更なる拍車をかけるとのこと。予想通りのカオスな空間がエンターテイメントとして高く評価されています。

一方で、GameSpotがマイナス点に挙げているように、登場人物にまつわるストーリー演出が不十分であるとの声が目立ちます。IGNは例として本作の悪役、Pagan Minの扱いに言及。担当俳優、Troy Bakerの迫真の演技によって、捻じ曲がったサディストとしての人物像は見事に表現されているものの、雷のような登場シーン以降キャンペーンを通して彼の出番は少なく、脚本がキャラクターを生かしきれていないと指摘しています。取り巻きキャラに関しては、十分な説明もなくよく分からないまま消えていく悲しい存在とのこと。


そのほか、多くのサイトがマルチプレイの対戦モードにも言及。キャンペーンモードにおける自由なアクション性がそっくり反映されていることが注目されています。ウイングスーツを身にまといキャプチャーポイント目指して風になるもよし、火炎瓶でその場しのぎの炎の防壁を築くもよし、猛禽類の強襲に足掻いている対戦相手を狙撃するもよしの自由な戦場を、GameSpotは「敵のケツに本気で火をつけたくなるゲーム」と表現。プレイヤーの斬新な発想がにぎやかな箱庭に新たな遊び方を創造していくことでしょう。

マップエディット機能によって危険などうぶつの森も作成できる『Far Cry 4』は、PC/PS4/Xbox One/PS3/Xbox 360を対象に、2015年1月22日の国内発売を予定。ド派手なアクションが絶えない箱庭アクションの金字塔にして、一部からはオープンワールドシューターの王者とまで言わしめた本作が、来年の国内発売でシリーズファンの興奮を如何に再燃させるのか、一触即発の新舞台に高鳴る胸の鼓動は爆発寸前です。
《河合 律子》
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