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NVIDIA、ミドルレンジGPU「GTX 950」発表-GTX 650より3倍の性能、無遅延ストリーミングのGFE新機能も

NVIDIAは、都内でメディア向けに開催されたブリーフィングにて、エントリーモデルのGPUであるGTX 950とGeForce Experienceの新機能を発表しました。

ニュース 発表

NVIDIAは、都内で開催されたメディアブリーフィングにて、エントリーモデルのGPUであるGTX 950GeForce Experienceの新機能を発表しました。

この発表ではNVIDIAのシニアプロダクトマネージャーであるJustin Walker氏が登壇。初めに、Maxwellアーキテクチャーを採用したグラフィックカードGTX 900シリーズの最新ミドルレンジGPUであるGTX 950を紹介しました。


■性能と応答速度が向上したエントリーモデルのGTX 950

このグラフィックカードは、最新の『Battlefiled Hardline』や『GTA V』などのPCゲームを1080pの解像度にて楽しめるように設計しており、『League of Legends』や『Dota 2』などのMOBAタイトルにも合わせて調整されています。



MOBAは最も成長が著しいジャンルで、ひと月に約3000万人のゲーマーがプレイし、2100以上のトーナメントが開催。そして2015年には賞金1800万ドルの『Dota 2チャンピオンシップ』が開催されました。



MOBAはとっさの判断が求められるゲームなため、レスポンスに優れた高性能なシステムが求められており、GTX 950はそれらのタイトルのハイパフォーマンスを得られるものと位置付けられています。

性能は非常に重要で、『Dota 2』においてレスポンスに関して研究を行ったところ、GTX 650だとマウスクリックから80msの遅延が発生したことを確認。応答時間を解析し、より早いレンダリングとレイテンシーの最適化を行ったためGTX 650の80msより35ms早い45msの応答速度を実現しました。


GTX 650における、『Dota 2』のレンダリングの場合では、GPUのレンダリングに一番時間がかかっており、それが全体のレスポンスに影響を与えています。GTX 950では性能が上がったことによって、結果的に応答時間とレンダリング過程が省略可能となり応答速度が2秒改善しています。





■動画編集やYouTubeアップロード機能が備わったGeForce Experience新要素

続いて、GeForce Experienceの新機能と新しいオーバーレイを発表。初めに、本アプリについて6500万人が利用し、250タイトルに対応、GFEを経由したドライバのダウンロード数は2億5000万に及ぶことを紹介しました。




「Share」と呼ばれる新機能はGTX 950を搭載したデスクトップPCで披露。Frozenbyte開発の『Trine 3 』を使用しShadowPlay技術を活用し録画したゲームプレイ動画の保存と編集、そしてYouTubeへのアップロード機能を説明しました。続いてTwitch TVを利用した遅延のない1対1のストリーミングは、Twitchへアクセスするメールを対象のユーザーに送ることで利用可能で、リアルタイムなゲームプレイを観覧できます。


この機能を利用した「GameStream Co-Op Mode」も公開。国や地域の関係なく、ほぼ遅延なしにホストのゲームをプレイすることが可能でゲームタイトルの試遊や、ローカル2Pプレイを利用した協力プレイを出来ることが披露されました。

この機能の利用に必要なシステム要件でホスト側のPCは、GTX 650以上のグラフィックカードを装着したPCで、355.60以上のドライバーと、CPUにi3-2100を、メモリに4GB以上、7Mbpsのネットワーク速度を備えていること。ゲスト側は、CPUにi3-2100以上、メモリに4GB以上、ブラウザにChrome 44、そして7Mbpsのネットワーク速度を有していることが条件。「GeForce Experience Share Technology」のリリースは9月を予定しています。



最後に『LORD of VERMILION ARENA』のGeForceオリジナルアイテムプレゼントキャンペーンを告知。期間は9月中旬以降を予定し、得点にはオリジナルアイテムやゲーム内通貨などがプレゼントされます。対象はGTX 950以上の製品です。



発表後、報道陣向けに実施されたGTX 950による『Dota 2』ゲームプレイではよりレスポンスが向上し、フレームレートが安定したことを確認。GTX 650に比べてはっきりとスムーズに動く画面が描写されていました。

本GPUは8月20日より発売予定、価格は159ドルです。以下、カタログスペックです。
    ■GTX 950カタログスペック

    ●GPUエンジンスペック
    CUDAコア: 768基
    テクスチャユニット: 48基
    Graphics Processing Clusters(GPC): 2基
    Streaming Multiprocessors(SM): 6基
    ROPユニット: 32基
    べースクロック: 1024 MHz
    ブーストクロック: 1188 MHz
    製造プロセス: 28 nm

    ●メモリ
    メモリクロック: 3300 MHz
    メモリデータレイト: 6.6 Gbps
    L2キャッシュサイズ: 1024K
    総メモリ量: 2048MB GDDR5
    メモリインターフェイス: 128-bit
    最大バンド帯: 105.6 GB/s
    テクスチャーレイト (バイリニア) 49.2 GigaTexels/sec
    トランジスタ数: 2.94 Billion

    ●スペック
    メディア接続: 3 x ディスプレーポート 1.2、1 x HDMI 2.0、1 x Dual-Link DVI
    使用スロット: デュアルスロット
    電源接続: 6-pin
    最小限必要な電力: 350W
    熱設計電力 (TDP): 90 W
    最大温度: 95° C
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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