2016年春の発売を予定しているBlizzardのマルチプレイシューター『Overwatch(オーバーウォッチ)』。本作の開発状況を伝える映像が公開され、ゲームディレクターJeff Kaplan氏が、これまでに実装した2つのプログレッションシステムに言及、全く新しいシステムを構築していると報告しました。
最初に実装されたシステムは、同社のMOBAタイトル『Heroes of the Storm』と似たヒーローカスタマイズ要素。プレイヤーがレベルアップするとアビリティの新たな効果がアンロックされるというもの。一例として「Reaper」の完全回復能力が付与された「レイスフォーム」をあげており、Kaplan氏はこれらの能力が非常に強力で、バランスを崩していたと説明しています。
2つ目に実装されたシステムはキャラクターの能力に影響せず、見た目を変更する装飾物をアンロックするシステムで、アンロックしたいキャラクターでプレイし続ける必要があるというもの。Kaplan氏はこの仕様では、プレイヤーがアンロックを求めるあまり、特徴でもある試合中のキャラクター変更システムの利用に悪影響が出たと伝えています。
Kaplan氏は過去のプログレッションシステムについて「失敗だった」と語り、全く新しいものを開発していると報告。システムの詳細は明かされていませんが、プレイヤーがゲームのプレイに費やした時間に相応しいリワードを提供するものになり、来年1月に予定しているクローズドベータテストで実装されるとのことです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
PC アクセスランキング
-
時期が悪いおじさんも匙投げる「今後も時期悪い」―CPU、メモリ、グラボ、SSD…PCパーツの値段の変動はどの程度
-
『マインクラフト』新アップデート「Mounts of Mayhem」配信!テイム可能な4種の騎乗モブや新武器「槍」登場
-
1人きりで巨大都市をさまようリミナルスペース系ホラー『Liminal City』リリース!VHS風カメラで高まる恐怖
-
ゾンビサバイバル『7 Days to Die』ついに三人称視点追加!大型アップデートのバージョン2.5が近日中に配信開始
-
最大4人マルチ、美麗ドット絵ローグライクハクスラARPG日本語対応決定!『Heroes of Hammerwatch II』開発ロードマップが公開
-
「自作ゲームの不具合」紹介しただけなのになぜ…死刑囚の少女と過ごすADVに集まる“攻撃的な”注目
-
2015年発売のとあるアクションRPG、一瞬で同時プレイヤー数が800倍に。1万人を保ち続ける状況を不審がるゲーマーも
-
自動生成のダンジョンをパーティで突き進め!パーティ制ローグライクRPG『Liege of the Labyrinth』Steamにて配信開始
-
二次創作の格ゲーなのにオリジナルキャスト採用でフルボイス化―愛が深すぎる『マジカミ』格ゲー『MGCM Combat Edition』に新アップデート、新規DLCの期間限定無料キャンペーンも実施
-
初代プレステ『ゆめにっき』非公式リメイク・デモ版がPCで遊べるように―スマホでもギリ動くブラウザ版リリース




