「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】

9月20日から9月23日まで、千葉幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2018。一般1日目となる9月22日に実施された「CoD:WWIIプロ対抗戦」の決勝戦のレポートをお届けします。

ゲーム文化 eスポーツ
「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】
  • 「CoD:WWIIプロ対抗戦」決勝戦レポ―Libalent Vertex vs DetonatioN、800万円を手にしたのはどちらだ! 【TGS2018】

9月20日から9月23日まで、千葉幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2018。一般1日目となる9月22日に実施された「CoD:WWIIプロ対抗戦」の決勝戦のレポートをお届けします。

この対抗戦は、2018年4月から9月までの5か月間、6チームが毎月試合を行うことで順位を争い、その中の上位2チームが決勝のTGS 2018で優勝チームを決めるというものです。これまでの戦績では第3回戦にDetonatioN Gamingが首位に登り詰め、その後の4回戦と5回戦共に、同チームが首位を保ち続けました。また2位にいたのがLibalent Vertexで、同チームはこれまでの試合でほぼDetonatioN Gamingに敗北を重ねています。

この決勝戦は、季節も変わり始めた9月下旬という気候に加え、一般来場者が観戦するTGS会場の幕張メッセホール11 e-Sports Xのブースという、今までと違う状況下。DetonatioN Gaming vs Libalent Vertexが雌雄を決しました。


■Libalent Vertexが決勝戦で見せた大きな変動―試合開始直後から好成績を出す



試合開始前に、豪華ゲストとしてFaZe Clanに所属するAttach選手が登場。同氏は、この大会決勝戦における応援コメントとして、観客席にいる両チームそれぞれのファンに向けて「皆立ち上がってもっと騒いでガンガン盛り上げてください!」と、観客のテンションを上げました。



初めにDetonatioN Gamingの、xAxSy選手とAliceWonderland選手、GenGar AX選手、Galird選手の4名が対戦台に登場。続いてLibalent VertexのNicochaaaaaaaann選手とInaba UR選手、sitimentyooo選手、E3NCOUNT選手が現れウォームアップに入りました。


これまでのリーグ通算成績では、DetonatioN GamingがK/Dと各戦績の勝率を上回っており、特にHardpointではDetonatioN Gamingが81% 、Libalent Vertexが43%と、その差は歴然です。

グランドファイナル優勝決定戦の試合の流れは、Hardpoint(London Docks)→Search & Destroy(Sainte Marie Du Mont)→Capture The Flag(Ardennes Forest)→Hardpoint(Valkyrie)→Search & Destroy(London Docks)です。

第1試合となるHardpoint戦では、初めにLibalent Vertexがキャプチャーを開始すると共に、Inaba_UR選手が6連続キルを叩き出した所から、快進撃が始まります。K/Dの流れをみると、Inaba_UR選手がリードを稼ぎつつ他の選手がそれに追随する形で安定。


一方のDetonatioN Gamingは、Galiard選手がキル数でのリードを稼いでいるものの、それと同じくらいのデス数もあり、支配率も含めて伸びにくい様子が伝わってきます。また、DetonatioNが追い上げた時にはGenGer_AX選手のキル数が伸びていました。試合後半にはInaba_UR選手のみならず、他の選手も付いてこれるようになってきたことから、ポイント数を引きはなし177 vs 250でLibalent Vertexが勝利しました。

続いてのSearch & Destroyでは、第1ラウンド開始直後にAliceWonderland選手がスナイパーライフルでダブルキルを決め勝利したことも合わせて、巻き返しの予兆をみせました。しかしながら2ポイントをDetonatioNが獲得した後、Libalent Vertexが追い上げ一時的に3 vs 3と並び、そのまま追い越し6ポイント獲得したことで、この第2回戦もLibalent Vertexが勝利しました。K/Dの流れを追ってみても両チーム特に差がつかない接戦した試合でした。


最後の試合となってしまったのがCapture The Flagです。第1ラウンドでは、DetonatioNがポイントを先制するかと思われたものの、Libalent Vertexが1ポイント奪い同点へ持ち込みます。第2ラウンドでは、Libalent Vertexが試合中盤で2ポイント、終盤で1ポイント獲得しDetonatioNと圧倒的な差をつけて勝利しました。



大会決勝戦ということで、お互い切磋琢磨していたことからそれなりの長期戦になるかと思いきや、Libalent Vertexが5ゲーム中、前半の3ゲーム連続で勝利。さらに今まで勝てなかったチームにLibalent Vertexが、最終的に圧倒的な差をつけて勝つという結果から衝撃的な決勝戦となりました。MCの岸大河氏は「誰も想像していなかった」と、アシスタントの松嶋初音氏も「こんなに人は成長できるものなのですね」と驚きを隠せない様子でコメントしました。

嬉し涙を浮かべるNicochaaaaaaaann選手は、「嬉しいとしか出てこないです、今まで付いてきてくれたチームの皆には感謝しかないです」とコメント。惜しくも敗れてしまったDetonatioN GamingのGaliard選手は「悔しいです。チーム的には良かったのですが、向こうのほうが、練習が上だったのかなと思いますね。絶対リベンジします」と悔しさを交えながら答えました。



準優勝となったDetonatioN Gamingには賞金200万円が贈呈。優勝したLibalent Vertexには、優勝賞金800万円とトロフィーが贈呈。さらに優勝チームには副賞としてポータブルプロジェクターのXperia Touchと、「プレイステーション クラシック」も贈られました。激しい試合となった今大会は大きな拍手を持って終了しました。



※本大会で使用されているゲームモードには「CERO:Z(18才以上のみ対象)」に該当する表現は含まれません。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】

    『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】

  2. “元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内

    “元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内

  3. 2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す

    2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す

  4. “DOOM移植チャレンジ”ついに医療機器へ―パルスオキシメーター上での表示に成功

  5. 第一次世界大戦サバイバルホラー『CONSCRIPT』無料大型アプデ「Director's Cut」配信!

  6. 公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲

  7. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

  8. 「銃口からチャーハン」「関西でだけゲームが動かない」「一定時間動かすと必ずフリーズ」…ゲーム開発者が遭遇した"最強のバグ"はいったい何か?

  9. 実写ドラマ「フォールアウト」シーズン3は2026年夏以降の撮影へ―監督「できるだけ早く放送したい」

  10. Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」

アクセスランキングをもっと見る

page top