Epic Gamesが325億円支払いへ―不要な請求を受けた消費者への返金命令が最終決定 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Epic Gamesが325億円支払いへ―不要な請求を受けた消費者への返金命令が最終決定

アメリカの連邦取引委員会(FTC)は、Epic Gamesに対する2億4,500万ドル(約325億円)の消費者への返還命令を最終決定したと公表しました。

ニュース ゲーム業界
Epic Gamesが325億円支払いへ―不要な請求を受けた消費者への返金命令が最終決定
  • Epic Gamesが325億円支払いへ―不要な請求を受けた消費者への返金命令が最終決定
  • Epic Gamesが325億円支払いへ―不要な請求を受けた消費者への返金命令が最終決定

アメリカの連邦取引委員会(FTC)は、2022年12月に発表されていたEpic Gamesに対する2億4,500万ドル(約325億円)の消費者への返還命令を最終決定したと公表しました。


ダークパターンを用いた請求や子供の課金が問題に

FTCによると、Epic Gamesはダークパターンを用いてプレイヤーを騙して不要な購入を行わせていたほか、保護者の関与なしに子供に不正な課金を行わせていたとのこと。その例として『フォートナイト』では、直感に反した一貫性のないUIによって、1つのボタンを押してしまっただけで不要な購入が発生する状態になっていたと説明しています。また、『フォートナイト』をプレイ中の子供が保護者の同意なく課金できる状態であったことも問題視されています。

FTCを通じて2億4,500万ドルを消費者に返還

この決定により、Epic GamesはFTCを通じて2億4,500万ドルを消費者に返還することに。さらに、ダークパターンを使用、または肯定的な同意を得ることなく消費者に購入を行わせることや、不正請求に異議を唱える消費者のアカウントへのアクセスをブロックすることも禁じられます。

なお、Epic Gamesは児童オンラインプライバシー保護法違反の罰金として、2億7,500万ドル(約365億円)を支払うことにも同意しています。


《kamenoko》


【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 多くのゲームに影響与えるフォント問題に改善の兆し?「フォントワークス LETS」ゲーム組込オプションの終了が一時撤回、2026年3月31日まで延長に

    多くのゲームに影響与えるフォント問題に改善の兆し?「フォントワークス LETS」ゲーム組込オプションの終了が一時撤回、2026年3月31日まで延長に

  2. 『GTA』開発元・Rockstarの従業員解雇問題、英首相が政府調査を約束。「組合つぶし」疑惑で議会が動く

    『GTA』開発元・Rockstarの従業員解雇問題、英首相が政府調査を約束。「組合つぶし」疑惑で議会が動く

  3. 米国ブラックフライデー期間に最も売れたゲーム機はPS5―3位には謎のゲーム機Nex Playgroundがランクイン

    米国ブラックフライデー期間に最も売れたゲーム機はPS5―3位には謎のゲーム機Nex Playgroundがランクイン

  4. 年6万円が年320万円以上に…1人で使うなら年間費用「53倍以上」の衝撃、有名フォントの商用ゲーム組み込み向けライセンス更新終了に大きな波紋―見慣れたゲームの見た目変わるかも

  5. 契約違反・詐欺・盗用などで6億円の損害賠償…『Stray』販促など手掛けるiam8bitがパブリッシャーを提訴

  6. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

  7. 『モンスターハンターワイルズ』無料アプデ第4弾などを届ける「モンスターハンターショーケース」配信延期を発表―直近の地震による津波警報を受けて【UPDATE】

  8. もう『BO』連続リリースしない―『BO7』含めた『CoD』の今後は

  9. 【70%オフ】シリーズ30周年の『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』セール中!3作品収録でお得

  10. Valveの新型PC「Steam Machine」価格はいくらになる?部品コストから将来性まで徹底分析

アクセスランキングをもっと見る

page top