今なお多くのファンに愛されている2007年発売(現在は基本プレイ無料)のマルチプレイFPS『Team Fortress 2』ですが、コミュニティによって制作されたゲームモード「VS Saxton Hale」がSteamワークショップに登場しました。
ムキムキマッチョの社長と対決
「VS Saxton Hale」は非対称のマルチプレイヤーモードで、ランダムで選ばれた1人のプレイヤーが操作するムキムキマッチョの大男“サクストン・ヘイル”(※)と、その他のプレイヤーが操作する傭兵との戦いが繰り広げられます。サクストン・ヘイルは武器を持っていないものの、体力と機動力、そして「チャージ」「スラム」「サクストン・パンチ」といった特殊能力を備えています。
※サクストン・ヘイル: 『Team Fortress 2』の世界で武器や装備を供給する会社Mann Co.,の社長兼CEO。強化されたイエティを素手で粉砕できるほどのパワーを持っている(それによりイエティは絶滅した)。
「VScript」機能の実装で実現
「VS Saxton Hale」モードは過去にも存在していましたが、プレイするにはサーバーに特殊なプラグインを導入する必要がありました。しかし、昨年12月に行われたアップデートで「VScript」機能が実装されたことでマップにスクリプトコードを埋め込めるようになり、高度な独自モードをマップとともにワークショップに投稿することが可能になったのです。
公式大型アップデートでへの採用を期待
現在、本モードを搭載した専用マップが2種類配信中(「VSH Tiny Rock」「VSH Skirmish」)。今後さらなる追加マップの登場とともに、夏に予定されている公式の大型アップデートでの採用も期待されます。