吸血鬼RPG『Vampire: The Masquerade - Redemption』をスカイリムでリメイクするMod『Vampire: The Masquerade - Redemption Reawakened』について、開発チームはアクティビジョンからの許可が得られていないことを明らかにして、Modの方向性を転換すると開発進捗動画で発表しました。
開発進むもアクティビジョン担当者解雇で状況一変―IP要素を全て取り除き再構築へ

『Vampire: The Masquerade - Redemption』は2000年にリリースされた吸血鬼RPGで、アクティビジョンがパブリッシングを担当しています。ModderのGalejro氏が率いるチームは同作を『スカイリム』でリメイクするModを3年以上前から制作しており、定期的に進捗を報告していました。
同氏は停止命令などの法的措置を受けないために、Paradoxやアクティビジョン、ベゼスダに許可を得られるように打診。アクティビジョンについては難航しつつも、同社が保有しているIPの法的情報などについて確認が取れていました。しかし、今年の1月に実施されたマイクロソフトによる買収に伴う人員整理により担当者が解雇されてしまいます。同氏はアクティビジョンの事業開発ディレクターに改めて打診しましたが、ディレクターは申入れに対して一切反応せず拒否する姿勢を示しました。
アクティビジョンの反応を踏まえて、同氏はアクティビジョンのIP要素を全て取り除くことを決定。その上で、合法的に原作に近いゲームにするか、新規要素を取り入れたオリジナルに近いゲームにするかの方針を決めるアンケートを実施しています。







