漫画家の川尻こだまさん、および開発者のKazuho氏が手掛けた2Dアクション『ゴブリン・ノーム・ホーン』では、愉快でシュールな世界観の中に垣間見えるソウルライクな要素が注目されています。
ゆるいビジュアルの世界にソウルライクな一面
本作は、小さなゴブリン「ネックビ」を操作しドングリを貯めて魔王を倒すことを目指す2Dアクションです。プレイヤーは全6種の「労働」をこなしてドングリを獲得。貯めたドングリで、装備やスキルを購入して魔王に挑みます。
ゆるいビジュアルでシュールな世界を描いている本作ですが、魔王との戦闘ではソウルライクなシステムや描写が顔を覗かせる手に汗握る戦いが繰り広げられます。
隣の部屋にいる魔王に攻撃(お辞儀)をすると、画面下部に赤い体力ゲージとボスの名前「サレマクルム・ホーン3世」を表示。『ソウル』シリーズであれば、「あ、ボス戦が始まった」と感じられるUIで戦闘が始まります。

パリィ(挨拶)に成功するとボスが体勢を崩し、大ダメージを与えることが可能です。ネックビの体力が尽きると「YOU DIED」という、シリーズお馴染みの文字が表示されゲームオーバーになります。


魔法も用いてプレイヤーを追い詰めるボスの体力を削りきると床に倒れますが、「VICTORY ACHIEVED」のようなメッセージは表示されません。嫌な沈黙を少し挟んだあと、星を砕いたことがありそうな姿に変貌した、第2形態のボスと再び激闘を繰り広げることになります。

カジュアルなゲーム性で緊迫感あふれる戦闘を繰り広げる本作。シュールな世界観に溶け込んだ、ソウルライクな要素を探してみるのも面白いかもしれません。
『ゴブリン・ノーム・ホーン』はPC(Steam)向けに470円で発売中です。











