
CD PROJEKT REDのPhilipp Weber氏は、『ウィッチャー4(The Witcher 4)』の開発に対する意気込みを海外メディアGamesRadar+のインタビューにて語っています。『ウィッチャー3』開発時の「がむしゃらな力(scrappy energy)」が本作の開発現場にも感じられ、「とにかくやれ!泥臭くやれ!昔ながらのやり方でやれ!」と言いたくなるのだそうです。
「泥臭くやれ!」と言いたくなるナラティブディレクター

Philipp Weber氏は『ウィッチャー4』のナラティブディレクターを務める人物で、海外メディアGamesRadar+のインタビューに『ウィッチャー3』のクエストデザイナーとして加わった当時の同社は「がむしゃら」だったと発言。多くのタスクを「ちょっとした雰囲気次第で」こなしており、必要なら担当する分野を越えて取り組むことが珍しくなかったと振り返っています。
そうした当時の雰囲気というのは開発中の『ウィッチャー4』でも同じで、「がむしゃらな力」を感じるとWeber氏はしています。その感情を同氏は「“とにかくやれ!泥臭くやれ!昔ながらのやり方でやれ!”と時々言いたくなるのです」と表現しています。
『ウィッチャー3』の哲学
インタビューにて同氏は『ウィッチャー4』に求められるのは前作を「数学的」に改良することではないと、自身の考えを明かしています。
前作で培ったゲームの作り方やこだわりといった哲学を継承することが必要だとしているほか、「以前やったことをただやり直すのではなく、真の続編と感じてもらう」という考え方で制作していることが語られています。
『ウィッチャー4』は2027年以降に発売予定。6月3日には「State of Unreal」にて技術デモ映像が公開されています。