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ユーザーが望んだもの、開発が試したいものを詰め込んだ!『Apex Legends』新シーズン「SHOWDOWN」新モード「ワイルドカード」について色々聞いてみた

リスポーンや独自システムを多く備えた恒常モード「ワイルドカード」が登場!

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ユーザーが望んだもの、開発が試したいものを詰め込んだ!『Apex Legends』新シーズン「SHOWDOWN」新モード「ワイルドカード」について色々聞いてみた
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エレクトロニック・アーツとRespawn Entertainmentは、バトルロイヤルシューター『Apex Legends』の新シーズン「SHOWDOWN」を、2025年8月6日2時から配信予定です。

本シーズンでは、チームメイトのリスポーンや、取得することで武器やレジェンズを強化する「Evo」など、多くの要素が採用された新ゲームモード「ワイルドカード」が登場。また、レジェンド・コースティックとバンガロールの性能が調整され、コントローラークラスにも新たな特性が加わっています。

そのほか、ランクマッチ向けには戦略を深める「ドロップゾーン」が追加。既存の武器の強化やホップアップの仕様変更、より強力なパワーアップを可能にする新アイテム「アンプ」の登場など、さまざまな調整や変更が行われています。

本稿では、次期シーズン「SHOWDOWN」について、2025年7月25日に行われたメディア合同インタビューの様子をお届け。第1回は新モード「ワイルドカード」についてです。

リスポーンやオート取得などあり!

次期シーズンから恒久的に追加される新モード「ワイルドカード」は、3人10チームの合計30人で勝利を競い合います。通常のバトルロイヤルと大きくルールや仕様が異なり、チームメイトが生存していればリスポーンできるほか、独自の進化用アイテム「Evo」の登場、同一レジェンド使用可能などの特徴があります。

また、戦闘に集中しやすくインベントリを簡略化していることにくわえ、敵を倒した際に弾薬やシールドセルをドロップし、その上を通れば取得するオートルート機能を搭載。もちろん従来通りのデスボックスも登場するようです。なお、今シーズンではマップ・キングスキャニオンでプレイが可能です。

さらに、今シーズンでは期間限定武器として「バット」も登場します。こちらは敵にノックバックとダメージを与える近接武器で、チャージしながら攻撃すれば相手を大きく吹き飛ばすこともできるようです。

メディア合同FAQ

――新ゲームモード「ワイルドカード」の内容について、あらためて説明をお願いします。

開発チーム:通常の『Apex Legends』をよりコンパクトでエキサイティングにしたモードです。参加人数は30人で、従来のバトルロイヤルよりもリングがはじめから小さく設定されています。そのため、ラウンド数も少なく、ゲームプレイとしては15分くらいで終了するスピーディーなファイトを楽しめます。

チームメイトがいればリスポーン可能という部分も、このモードの柱となっています。リスポーン機能についてはこれまでのモードにもありましたが、ワイルドカードは、リスポーン機能だけでなくEvoなどの強化プランもあり、とてもエネルギー満載のゲームモードです。

――ワイルドカードに関する開発コンセプトや開発で苦労したことを教えてください。

開発チーム:ワイルドカードについては、開発初期から色々なプレイヤーが気軽に遊べること、その上でアクションにフォーカスするという2点をゴールにしています。これまでストレートショットなど色々なモードを行ってきましたが、コミュニティから復活できる常設モードを求められたということもあります。

このモードはリスポーンだけでなく固有武器、Evoによる進化、インベントリ調整など、さまざまな要素を組み合わせて、1つの完成されたモードとして仕上げるのに苦労しました。結果として豊かなアクションとレジェンドの個性を出せるモードになったので、遊んでみることでその魅力がとてもわかりやすいと思います。

――今シーズンで新ゲームモードを導入したことに理由があるのでしょうか。

開発チーム:ワイルドカードというゲームモードは、コミュニティのフィードバック、そして開発自体が試してみたかったことを組み合わせて生まれたものです。コミュニティからはリスポーンがあるモードが望まれていたので、それが実現したと思います。

開発チームとしてはこれまでにないアクションや激しいゲームを楽しめる要素を試したかったこともあり、今回のシステムを導入することで、多くの人が楽しめるモードになっていると思います。

――ワイルドカードの導入によってプレイヤーにどのようなリアクションを期待しているでしょうか?

開発チーム:まずは新規・既存を含めた多くのユーザーの方々には是非とも遊んでみてほしいですね。ワイルドカードでは従来の『Apex Legends』とは異なる、多くの新要素を導入しているので、遊ぶことでフレッシュな体験も得られるのではないかと思います。

色々な新要素がある一方で、レジェンドのアップグレードは手を加えていません。ただしオートルートを含め、ユーザーが疲れないようにゲームのアクションに集中できるための工夫もしているので、そちらを楽しんでいただけたらと思います。

――戦闘中心のモードとして、既存のアリーナを復活させるのではなく、新たにワイルドカードを実装した理由を教えて下さい。

開発チーム:アリーナはユーザーに好評でした。ワイルドカードとアリーナとの明確な違いは、このモードがバトルロイヤルルールであることです。アリーナはラウンド制や参加人数など、通常モードとはかなり異なる内容でした。

開発としては『Apex Legends』のバトルロイヤルが少し複雑でゲームに入りづらい、という人に向けて、よりリラックスした環境で遊べるゲームを提供したかったんです。その上で、スピーディーでエキサイティングなゲームプレイが楽しめる内容になっています。

――ワイルドカードの要素が『Apex Legends』にどのような変化や新たな魅力をもたらすでしょうか?

開発チーム:ワイルドカードを通じて新人や復帰するプレイヤーが増えればいいと思っています。このモードは一回のマッチ時間が短いので、気軽に楽しめるのも大きな魅力です。プレイヤーによってはワイルドカードをメインにする人もいるかもしれませんし、ランクマッチ前のウォームアップで使う人もいるかもしれませんね。

このモードがクールなのは、開発チームにとって色々な実験をしやすい場所であるということです。次期シーズンで追加される「バット」もそれを象徴するもので、走りながら攻撃することで異なる性能を持たせるなど、通常のゲームでは導入していない新しいゲーム性を試すことができます。

ランクマッチや通常のバトルロイヤルでは、競争ということもありフェアであることが求められます。ワイルドカードは必ずしもフェアである必要はないと思うので、さまざまな要素を試す場として活用していきたいと考えています。多くの要素はコミュニティが求めているものでもあるので、是非とも楽しんでください!


『Apex Legends』の新シーズン「SHOWDOWN」は2025年8月6日2時から配信予定です。Game*Sparkでは、次期アップデートに関するさまざまな記事も公開中です!


ライター:Mr.Katoh,編集:TAKAJO

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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