2025年8月7日、コナミとエムツーが開発し、コナミがパブリッシャーを手がける『グラディウス オリジン コレクション』が各プラットフォームにて発売されました。
蘇るグラディウスの伝説。そして完全新作『沙羅曼蛇III』も収録

本作は、『グラディウス』の中期までのアーケード作品と『沙羅曼蛇』シリーズを一堂に収録したソフトです。収録タイトルとバージョンは以下の通りです。
『グラディウス』(1985年)
日本ROM版、日本バブルシステム版、北米版(NEMESIS)、欧州版(NEMESIS)、北米プロト版(NEMESIS)『沙羅曼蛇』(1986年)
日本版、北米版(LIFE FORCE)『ライフフォース』(1987年)
日本版『グラディウスII GOFERの野望』(1988年)
日本前期版、日本中期版、日本後期版、北米版(VULCAN VENTURE)『グラディウスIII 伝説から神話へ』(1989年)
日本OLD版、日本NEW版、アジア版、日本AMショー版『沙羅曼蛇2』(1996年)
日本版『沙羅曼蛇III』(完全新作)

今までさまざまな移植が行われてきた『グラディウス』シリーズですが、今回の移植の見所の1つは『グラディウスIII』AMショー版です。1989年AMショーで2日間だけ公開されたものの、製品版と大きくゲームバランスが違う幻のバージョンとされており、今回エムツーの移植によって日の目を見ることとなりました。

見どころとしては完全新作の『沙羅曼蛇III』も挙げられます。横スクロールと縦スクロールがステージによって切り替わる『沙羅曼蛇』シリーズの特徴はそのままに、令和の世にまさかのシリーズ完全新作として産声を上げた本作は、2Dシューティングファンなら要チェックといえるでしょう。

シューティングゲームの移植に定評のあるエムツーらしく、オプション機能も充実しています。クイックセーブ・ロード・巻き戻しはもちろんのこと、当たり判定が小さいイージーモード、当たり判定を表示するモード、被弾しても回数が記録されるのみの無敵モード、あらゆる場面をシミュレートできるトレーニングモードなど、多彩な機能が盛り込まれています。特に非常に難易度が高いことで知られる『グラディウスIII』を当時クリアできなかったという方は、無敵モードでリベンジを果たしてみるのも良いのではないでしょうか。
Game*Sparkでは本作のプレイレポート2種(『グラディウスIII』AMショー版に注目したものと、『沙羅曼蛇III』に注目したもの)を掲載しておりますので、興味のある方はこちらの記事もご参照ください。
『グラディウス オリジン コレクション』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに6,380円で発売中です。
なお、Steam版には本作と同じくエムツーが開発した『オペレーションナイトストライカーズ』とのバンドル販売も用意されています。











