エレクトロ・スウィング×ロボットボクシング『Electro Bop Boxing League』音楽とレトロ風ロボが生み出す最高の雰囲気!リズムゲー要素やタスク管理は手応えアリ【ゲムスパロボゲーカタログ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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エレクトロ・スウィング×ロボットボクシング『Electro Bop Boxing League』音楽とレトロ風ロボが生み出す最高の雰囲気!リズムゲー要素やタスク管理は手応えアリ【ゲムスパロボゲーカタログ】

ゲーマーに遊んでほしい「ロボゲー」の魅力を紹介していきます!

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エレクトロ・スウィング×ロボットボクシング『Electro Bop Boxing League』音楽とレトロ風ロボが生み出す最高の雰囲気!リズムゲー要素やタスク管理は手応えアリ【ゲムスパロボゲーカタログ】
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アニメやゲームの定番ジャンルのひとつに「ロボット」があります。創作物のロボットは巨大な搭乗型、意志を持つような自立型、マスコットのような可愛いタイプなど多彩な種類があり、いずれも違った魅力を持っているものです。

ゲーマーのみなさんに古今東西の素敵なロボットゲームを紹介する企画、それが【ゲムスパロボゲーカタログ】です。今回は、2025年4月19日にPC(Steam)向けにリリースされたオートバトルボクシングゲーム『Electro Bop Boxing League』です。

エレクトロ・スウィング×ロボットボクシング!

『Electro Bop Boxing League』は、カナダのソロゲーム開発スタジオDeveloper Dobが手がける作品。同社はこれまでLifetap Studiosの『The Brew Barons』へ共同開発として参加しているほか、現在はポストアポカリプス世界を舞台にしたロードトリップアクション『Wastehaven』を開発しています。

ゲームは2024年10月8日に発表され、クローズドテストや体験版の公開などを行いながら、2025年4月19日にリリース。エレクトロ・スウィング(ジャズとエレクトロミュージックが融合した音楽)と、レトロスタイルのロボットが戦うボクシングをテーマにした作品で、プレイヤーはロボットをカスタマイズしながらリーグの頂点を目指します。

ボクシングの試合はオートバトルとリズムゲームの要素があり、パンチや移動だけでなく熱管理や強力なアビリティなどのアクションを、エレクトロ・スウィングのリズムに合わせて入力していく必要があります。リーグに勝ち抜くためにも、ロボットの改造や新たなパーツ・スキルの開発は欠かせません。

PCゲームの世界でも比較的珍しいエレクトロ・スウィングをテーマにした本作は、その音楽へのこだわりも印象的。2025年に開催された「BitSummit the 13th」では、オーディオデザイン最優秀賞を受賞しています。また、Steam公式YouTubeチャンネルではサウンドトラックが無料公開中です。

目指せ頂点!国の代表として強敵に挑め

ゲーム内ではまず、プレイヤーが所属している国を決定してプロフィールを作成します。熱狂的なファンがひしめくスタジアムで行われる国際的な「エレクトロ・ボップ・ボクシング・リーグ」の参加チームとなって、ブロンズリーグから勝ち抜き、リーグの頂点に立つことが大きな目的です。

チュートリアルでは練習試合を通じて基本操作を学ぶため、初回プレイ時は絶対に触っておくことをおすすめします。本作はオートバトルと銘打ってはいるものの、プレイヤーが操作するべきことが多く、しっかりと学ばなければ棒立ちのサンドバックになってしまう危険性すらあるのです。

ボクシングの操作は大きく「基礎コンポーネント」「アビリティ」「回避」などのカテゴリーに分かれています。コンポーネントのアーム・レッグは、ゲージを適切にキープしておくとパンチや移動を自動で行えます。また、各種アクションで溜まっていく熱を下げるのも重要です。

アビリティはビームや地雷、ドローンなどの強力な攻撃を繰り出せますが、発動にはパンチカードの入力および発動可能時間があります。試合中は、これらの項目を状況に合わせて操作していきましょう。ほぼすべてのアクションは、流れている音楽のリズムに合わせて入力しなければなりません。

クルーがわかりやすく乗っているのも最高。

もちろんボクシングの試合なので、各ラウンドの間にはインターバルがあり、その間は機体の修理も行えます。勝つためには相手のシステム(体力)を0にして10カウントを待つ、頭部を破壊してKOするなど、いかに強力な攻撃を叩き込むのかが重要になるのです。

最強マシンをカスタマイズ!

各国のロボットを倒していくためには、しっかりとロボットのカスタマイズを行わなければなりません。ロボットのパーツを変えて新たな特性を身につけたり、プレイスタイルに合ったアビリティを装備したり、クルーを鍛えてパッシブ能力をアンロックしたり、カスタマイズにはさまざまな項目があります。

また、資源を消費することで新しいパーツやアビリティを開発することも可能。これらの開発にはリズムゲームをクリアする必要がありますが、基本的には失敗しても資源が失われることはない親切な仕様です。パーツは重さなどの項目があり、軽量/重量それぞれに強みがあるので好みでカスタマイズしましょう。

強化や開発に必要なお金や資源は、リーグ戦の合間のイベントで獲得できます。イベントは、いくつかがランダムで表示。お金を消費して試合中の修理エネルギーを購入したり、ファンイベントを開催したり、少々危ない仕事に手を出したり、さまざまな報酬や結果が待ち受けています。

『Electro Bop Boxing League』では、初期装備でも決して勝てないということはありません。アビリティにはそれぞれの強みがありますし、組み合わせることで特殊効果やシナジーを生み出せます。

一応、クルーの強化に関してはシンプルに基礎性能が上がるので必須と思いますが、カスタマイズ自体は自分の好きなように仕上げても問題ありません。

リーグ独自のルールが設定されることも。ファンが多ければ選択に勝ちやすい。

試合は忙しいが楽しい!ノリが良い!

繰り返すようですが、本作の試合中はとにかく操作項目が多めです。基礎コンポーネントのゲージ管理を行いつつ、アビリティ発動準備をして、敵との距離を測り、敵の行動に合わせて回避や妨害を行い、確実に相手にダメージを与えねばなりません。さらに、マシンのパーツとクルーの状態に気を遣う必要も。

しかも、ほとんどの行動はリズムに合わせて入力する必要があります。失敗すると一時的に入力できなくなるもののデメリットはそこまで大きくないものの、連続入力することが潤滑なアクションに繋がるので、なるべくは成功させたいところです。

もちろんラウンドの残り時間を意識することも大切で、ときには守りに徹することも戦略です。

筆者はリズムゲームが苦手なので、なるべく操作を減らすようなカスタマイズを考えています。アビリティは相手を気絶させる攻撃、遠距離からのビームなどを中心にセレクトし、極力自分が有利になる時間を作れるように。軽量で速度を上げつつ、強力なパンチを撃てるアームで、確実に相手のパーツを破壊することを考えています。

キャリアモードは負けても再挑戦可能で、ファイトマネーを獲得できます。お金があればクルーの強化はできるので、何度も挑み、カスタムし、自分の戦い方を見つけることで、必ずやリーグを制覇できるでしょう。

いろいろと忙しいゲームですが、決して難しすぎず、リズムゲームが苦手でもクリアできる絶妙な難易度なのは本作の素晴らしい点です。

開幕ビーム!
ビーム!
相手も撃ってきた!
相手がダウンした!ビームが止まらない(タイミングの問題)

そして何よりも、音楽の良さは最大の魅力。エレクトロ・スウィングはダンスミュージックとしても親しまれているので、入力のリズムを刻みやすくなっています。

最高の音楽にノッてパンチやアビリティで一気に相手を追い詰める、そんな華麗なプレイも不可能ではありませんよ!(筆者はたまにしかできません)


『Electro Bop Boxing League』は、レトロスタイルなロボット同士によるボクシング(遠距離攻撃や地雷あり)と、ノリの良いエレクトロ・スウィングの融合という、かなり特徴的な雰囲気の作品です。

リズムゲーム要素が強く操作は少し忙しいけれど、多彩なパーツやアビリティによるカスタマイズ項目も豊富で、管理すべき項目や強力なアビリティなどもわかりやすい作品です。(やや説明不足ですが)ゲーム内ヘルプもあり、日本語対応もしているので、全体的には遊びやすく独特な世界観を堪能できます。

レフェリーが魅力的

タスク管理やリズムゲーム部分は多少人を選ぶかもしれないので、まずはSteamで体験版をプレイするのもオススメ。とにかくこだわり抜いたBGMは素晴らしいため、この最高のノリの良い世界を楽しんでください!



Outsidein【国内盤】
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ELECTRO SWING Join the Party!
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ライター:Mr.Katoh,編集:八羽汰わちは


ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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