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全然違ウ!海外カバーアート『ガーディアンヒーローズ』

セガのゲーム機で一番頑張っていたメーカーは、トレジャーではないでしょうか?メガドライブではガンスターヒーローズや、ダイナマイトヘッディ、幽☆遊☆白書 魔強統一戦、エイリアンソルジャーなど、今でも名作とされています。今回はサターン初期に発売されたガー

家庭用ゲーム PlayStation 2
セガのゲーム機で一番頑張っていたメーカーは、トレジャーではないでしょうか?メガドライブではガンスターヒーローズや、ダイナマイトヘッディ、幽☆遊☆白書 魔強統一戦、エイリアンソルジャーなど、今でも名作とされています。今回はサターン初期に発売されたガーディアンヒーローズの海外版アートをご紹介。


ひとまず、例によって国内版のパッケージアートを。こちらです。



割と全体のデザインの大きさが小さめになっていますね。その中に登場人物が何人も描かれています。どのキャラクターも個性が滲み出ているのですが、バックが黒なので渋めに見えます。それでも、ロゴのレイアウトに職人魂を感じずにはいられません。さすがはトレジャー!と言ったところでしょうか?

では、海外版はどうでしょうか?こちらになります……。



左手前に居るのがハーン・サムウェル、反対に居るのがアンデッドヒーローみたいですね……。ハーンは筋骨隆々すぎる感じがありますし、アンデッドヒーローは何だかレトロなブリキのオモチャのようにも見えてしまいます。サターンがポリゴンを使える機種だけに、ポリゴンデザイン用に試験的に書き下ろしたものをそのまま模写したような、そんな感覚があります。確かに国内版をモデルに懸命に似せて描いているようですが、ここまで彫りの深いもの(しかも変に豪華)になってしまうと、ユーザーは最低2歩は引いてしまうかも知れません……。バックの城も何だかとっても不気味だよぅ。ジャンル不明に見えてしまうのも、いかがなものかと。

ガーディアンヒーローズのサターン版を知る人は、結構限られてくると思われるのですが、このゲームはアクションRPGです。ポリゴンを使ってはいますが、距離感を持たせるために2Dキャラクターイメージをテクスチャとして貼り付けているだけの、いわゆる2.5Dゲームと言えます。ゲームシステムは、ファイナルファイト+スマブラのような乱闘アクション。技の種類も多く、魔法も使えます。敵を倒せば経験値が入り、リアルタイムでレベルが上がっていきます。この点が格闘RPGと冠する理由です。当時としては非常に珍しい6人同時プレイが可能(マルチタップ使用)で、VSモードも搭載(このモードでは技にある程度の規制が設定される)。ユーザーの間では、トレジャー作品の中でもトップクラスに入るタイトルとされています。とにかく敵でも味方でも攻撃できてしまう、シングルプレイだけでは勿体ないこのゲーム。近年ではGBAにも移植されています。オンライン対戦出来るようになっていれば、とても楽しめるタイトルだと思うのですが?トレジャー様、ご検討お願い致します!
[size=x-small](ソース: [url=http://www.mobygames.com/game/saturn/guardian-heroes/cover-art/gameCoverId,22771/]MobyGames[/url], [url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA]ウィキペディア[/url])[/size]

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《Taka》
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