『ARMA』シリーズで知られるチェコのデベロッパーBohemia Interactive Studioのスタッフ2名が、ギリシャのエーゲ海北部に浮かぶレムノス島にてスパイ容疑で拘束されたとの報道があり、同社CEOのMarek Spanel氏はこれが事実である事を確認しました。
拘束されたスタッフはレムノス島を舞台にした新作ミリタリーゲーム『ARMA III』の資料を集めるため、島内にある軍事施設の映像や写真を撮影していたそうです。Spanel氏はフォーラム上で本件に関する議論が行われない事を望むとともに、より具体的な詳細が明らかとなるまで関連したトピックを閉じるつもりであると伝え、理解を求めています。
2001年にもギリシャ南部のカラマタで開催された航空ショーにて軍用機を撮影したイギリス人航空機マニア12人がスパイ容疑で拘束され、最長20年の実刑判決が言い渡されるというトラブルが起きており(最終的には9,000英ポンドを支払い保釈)、今後の展開には大きな注目が集まりそうです。
なおBohemia Interactiveのフォーラムでは今回の件を予期していたかのように、レムノス島での空軍基地の撮影が違法である事をファンが警告していたようです。8月に行われたこの投稿では、正確な軍事基地の描写が緊張状態の続くギリシャとトルコの対立に影響を及ぼすのではないかといった指摘もされています。
(ソース&イメージ: Shacknews, CVG, PC Gamer, Eurogamer)
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