
『Painkiller: Hell & Damnation』や『Deadfall Adventures』を手がけたポーランドの開発スタジオThe Farm 51は、公式サイトやFacebookページにて次世代機およびPC向けの新作FPS『Get Even』を正式発表しました。
先週末からひっそりとティーザーが登場し、昨日にもスクリーンショットや概要が新たに公開された『Get Even』。海外メディアにて現在流れている情報は有志によるポーランド語からの翻訳版となっていますが、それによれば同作最大の特徴はシングルプレイヤーとマルチプレイヤーの垣根を超えたゲームプレイがフィーチャーされている点。プレイヤーは他のシングルプレイヤーキャンペーンへといつでも参加して敵AIとして振る舞うことが可能と伝えられており、どうやら他のプレイヤーのキャンペーンに敵陣営として参加可能なマルチプレイヤーモードが本作の目玉となっている模様です。
ゲーム本編では2人の敵対関係にある主人公がプレイアブルとなっており、カットシーンやセリフでは無く探索や周囲の環境とのインタラクションを通じて両陣営の視点から物語が描かれるとのこと。この他にも実在するロケーションや人々の3Dスキャンよりゲーム世界が構築されていることや、レンダリング技術に関して専門家や研究所と協力していることが明らかにされており、グラフィックは写実的なものとなることを匂わせています。






まだ謎の多い『Get Even』は、The Farm 51のヘッドWojtek Pazdur氏によれば現在の巨大FPS市場やハリウッド型FPSには属さない作品になるとのことで、今世代の典型的なFPSに飽き飽きしていた人も続報が気になるところでしょう。次世代機とPC向け『Get Even』は2015年にもリリース予定、最新情報は2014年1月に解禁すると予告されています。



