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【GC 14】多彩なモンスターとハンターが入り乱れた『Evolve』ハンズオンレポ

『Left 4 Dead』を手掛けたTurtle Rock Studiosが開発する新作シューター『Evolve』。ハンター4人対モンスター1人という特殊な対戦が特徴的な本作をGamescom 2014会場の2k Gamesビジネスブースで体験することができたので、ハンズオンレポートをお送りします。

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『Left 4 Dead』を手掛けたTurtle Rock Studiosが開発する新作シューター『Evolve』。ハンター4人対モンスター1人という特殊な対戦が特徴的な本作をGamescom 2014会場の2k Gamesビジネスブースで体験することができたので、ハンズオンレポートをお送りします。

最初にプレイしたのはメディックの「Val」。それぞれ1人ずつと役割が固定されている今回のハンズオンでは味方の生命線となる重要な役回りです。回復用のガジェット「Medgun」と、モンスターに弱点を作り出す「Anti-Material Rifle」、そしてモンスターを弱体化する「Tranquilizer Rifle」を装備し、スキルとして一定範囲内にいる味方のHPを回復する「Healing Burst」を持っています。


相手となるモンスターは「Kraken」。ほぼ全員が初プレイということもあり、スタートしてモンスターを補足するまでに時間がかかってしまいました。回復や銃の特性を試している内にモンスターはステージ2へと進化。連携が取りきれずあたふたして「まずいかな」と思った時には「ステージ3へと進化」のメッセージ表示が。「蹂躙されるかな~……」と思いきや、それぞれの見事なチームワークでモンスターを倒すことに成功しました。

メディックである「Val」をプレイしてみた感想では、とにかく狙われるということ。味方を回復するクラスだけあって、狙われるのは定石通りと言うところでしょうか。その上で回復と攻撃を行い味方のフォローをしていく必要が有るため、非常に忙しいクラスと感じました。後半は狙われていることを逆手に取ってひたすら逃げの一手。自分が狙われているということは、味方を回復する必要がないということなので、囮として立ちまわって仲間に攻撃させるのも一つの手ということです。


2度目は席をローテーションし、サポートの「Bucket」をプレイ。プライマリウェポンに「Guided Missile Launcher」(狙った場所に飛んで行くミサイル)、セカンダリウェポンには「Sentry Guns」、そして頭を飛ばして偵察するUAVを装備しているキャラクターです。クラスアビリティは「Cloaking Field」で、自分を含む周囲の味方の姿を見えなくする効果があります。

2度目ともなると、モンスター狩りもお手の物。トラッパー「Maggie」のペット「Daisy」がモンスターの追跡をするので後に続きます。モンスター「Goliath」がステージ2へと進化した段階で補足し、攻撃を開始。トラッパーがすかさず「Mobile Arena」(一定区画を封鎖するアビリティ)を使用し、激しい戦闘へと突入します。ほぼ瀕死の状態に陥ったモンスターが「Mobile Arena」の効果が切れるとともに逃走を始めますが、再度補足してとどめを刺しました。


「Bucket」の感想としては、トリッキーな動きで敵に火力を集中させるという印象。孤立すると狙われるためUAVを飛ばす機会は中々ありませんでしたが、モンスターの逃げる先に「Sentry Guns」をばら撒いて逃げ道を制限したり、逃げるモンスターに「Guided Missile Launcher」を打ち込んだりと火力面で非常に優秀。また「Cloaking Field」によってモンスターにこっそりと近づきトラッパーの「Mobile Arena」を展開して一気に攻撃するなど、戦術の幅が広がるプレイを期待させてくれます。


最後のマッチで筆者はいよいよモンスターに。今回のプレイでは「Kraken」を選択しました。「Kraken」の能力は全部で4つ。ポイント指定形の範囲攻撃「Lightning Strike」、設置後、標的が近づくと追尾する地雷(というか機雷)「Banshee Mine」、自分を中心に電撃を放つ範囲攻撃「Aftershock」、遠距離からダメージを与え大きくノックバックさせる「Vortex」となっています。

ハンターより先行して開始するモンスター。まず最初に取るべき行動は動物を補食し、進化を急ぐということ。ハンターが降りてくるであろうポイント(把握してなかったけど)から離れつつ、アビリティSmellで周囲の状況を確認し、慎重かつ大胆に動物を狩っていきます。


順調に動物を狩ってステージ2へと進化したその時、ハンターとのファーストコンタクトが発生。即座に「Banshee Mine」を展開し、「Vortex」で吹き飛ばして逃走を謀りました。その判断が功を奏したのか、ハンターはこちらを見失った様子。ハンターチームに「Maggie&Daisy」が居ない(モンスターを発見しづらい)ことを確認した筆者はSmellで相手の位置を確認しつつ、奇襲のタイミングを図ります。

曲がり角に大量の「Banshee Mine」を仕掛け、わざと姿を晒して敵を誘い出します。ハンター達が曲がり角に差し掛かったタイミングで「Banshee Mine」が起動。それと同時に「Lightning Strike」を放ち、「Vortex」で距離を取ります。大ダメージを負ったハンターは追跡を一時断念した様子でしたが、その隙を見逃すこと無くSmellで位置を確認し、浮遊移動から別の方向へと回り込みます。


3人のハンターを始末した所で、油断を招き1人取り逃がしてしまいました。回復手段が無いため長期戦となると不利になってしまうモンスター。追跡している間にハンターが次々と蘇生され、ピンチに陥ることに。ステージ3ならまだしも、筆者はまだステージ2で、このまま戦闘を続ければ狩られてしまうと判断し、逃走を謀るも時既に遅く「Mobile Arena」が展開されてしまいます。狩られてなるものかと奮戦するも虚しく、そのまま狩られてゲームセット。ハンター側の勝利に終わりました。

全体的な感想では「モンスター」と「ハンター」に、それぞれ違った緊張感が有り、スリリングな戦いが楽しめました。ハンターは如何にモンスターを追い詰め、狩るか。モンスターは如何に動物を狩って進化し、孤立したハンターを仕留める(またはジェネレーターを破壊する)か。スリルある駆け引きで、久しぶりに対人ゲームを行っているという感覚を味わえました。

今回プレイした「Hunt」モード以外にもゲームモードが用意されるという「Evolve」。残念なことに2015年へと発売日が延期してしまいましたが、首をなが~くして待つ価値のあるゲームとなりそうです。
《水京》
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