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【海外ゲーマーの声】Amazonが大手配信サービスTwitchを買収!今後の運営方針はどうなる?

世界的な映像配信サービス「Twitch」。ECサイト大手Amazonが同サービスの全発行済み株式を取得し、買収されることが本日発表されました。気になる今後の運営方針の予想にもフォーカスを当てながら、海外ゲーマーの反応をお届けします。

ニュース ゲーム業界
多くのゲームプレイヤーや映像配信ユーザーが利用している世界的なWebサービス「Twitch」。ECサイト大手Amazonが同サービスの全発行済み株式を取得し、買収されることが本日発表されました。以前は現代のインターネットを代表する大手企業Googleによる買収も噂されており、海外ユーザーの間では「既にGoogleに買収されたと思っていた」と言ったコメントも見られています。
    「YouTubeやGoogleのものになるよりは良いかな。Amazonは素晴らしいと思うし、偉大なことをしてくれると思う」

    「自分のYouTubeアカウントとTwitchアカウントを紐付けしなくていい、これは最高のニュースだね」

    「正直に言うと、GoogleじゃなくてAmazonが買収してくれて良かったと思うよ。Amazon Prime会員は広告非表示になって欲しいね」

多くのユーザーはGoogleとAmazonを比較しており、正式に買収を発表したAmazon側が多くの支持を得ている様子。YouTube買収後、同動画サービスの仕様変更に不満を抱いていたユーザーが多かった為にこのような結果となった模様です。しかし、「少なくともGoogleよりは良い」「これってGoogleが買収するよりも良いことなのかな?自分もそう思ってるけど」と、懐疑的な見解も見られています。更に、一部ユーザーの間では今後Amazonの下で運営されていくTwitchの仕様についても語られており、その将来的なビジョンを予想しています。
    「AmazonはTwitchとゲーム開発スタジオを持っている、これは興味深い......うまくいけばAmazonをバックにしたTwitchは、より良いサービスになるかも」

    「配信者はストリーミングにAmazonウィッシュリストを登録したり、寄付者からシームレスかつ簡単に品物を貰えるようにならないかな?」

    「“このゲームをAmazonで購入”ボタンが全ての映像に表示されるね」

    「Kindle Fire向けのTwitchアプリが強化されることを期待!」

現段階ではTwitchの今後の運営方針についてはアナウンスされておらず、いわゆる「あったらいいな」と言った範疇の話ではありますが、日本国内向けにも「お急ぎ便」や「Kindleオーナー ライブラリー」など、有料コンテンツ“Amazonプライム”を強化しているAmazonならではのサービスは、特に期待すべき点なのではないでしょうか。対して、兼ねてから買収が噂されていたGoogleの収入源は主に広告費と言われています。海外メディアTechCrunchでもこの点について取り上げており、同じく広告を収入源とするTwitchとは相性が良かったのではとも伝えられています。しかし、Amazonならではの技術がTwitchの配信サービスに活かせるのなら、まさに鬼に金棒なのかもしれません。

ユーザーの投稿の中には「AmazonのMP3配信サービスをTwitch配信で利用出来ないかな?」と言ったコメントも見られていましたが、権利関係の問題で実装するのは不可能だろうと考えられています。また、Twitch.tv公式ブログでは「配信映像内で再生中の音楽が検出されたら、Amazonで購入出来るページへのリンクをポップアップする。これでみんな大勝利だ!」と言ったアイデアも見られています。Twitchは配信映像内で不正に使われている音楽を強制的にミュートする新機能を実装予定としていました。この新たな著作権保護ポリシーの行く末と合わせて、今後Amazonとどのような形でサービスを進化させていくのか、続報を期待したいところです。
《subimago》

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