現在非常に多くのファンから注目を集めている五十嵐孝司氏の新作アクション『Bloodstained: Ritual of the Night』。5月中旬にスタートしたKickstarterキャンペーンは僅か半日で目標を達成し、その後もプレッジは増え続けています。拡張ゴールも突破と追加が繰り返されていますが、新たに3,000,000ドル達成の拡張ゴールとして「Wii Uへの移植」が追加されました。
Wii Uへの移植はテキサス州オースティンに拠点を置くArmature Studioが行います。同スタジオには『メトロイドプライム』シリーズの開発や、EA、コナミ、WB Games、Gearbox、ソニーなどでオリジナルゲームあるいはHDリマスターの制作に携わったベテランスタッフが在籍しているそうです。
- Jack Mathews(テクニカルディレクター): QuakeSpy(後のGameSpy 3D)でキャリアをスタートしたJack氏は、idの『QuakeWorld』の維持に貢献。Armatureを立ち上げる以前は、3Dグラフィックスのパイオニアである3dfxや『メトロイドプライム』シリーズのRetro Studiosに在籍していた。
- Mark Pacini(ゲームディレクター): 当初工業デザインを行っていたMark氏は、アーティストとしてゲーム業界に参入。Armatureを立ち上げる以前は、Retro Studiosで8年間リードデザイナーとゲームディレクターを務めていた。
- Todd Keller(アートディレクター): Todd氏は20年近くゲーム業界に身を置いており、Armatureを立ち上げる以前はAtari、Boss Games、Retro Studiosに在籍していた。
『Bloodstained: Ritual of the Night』はPC/Mac/Linux/PS4/Xbox Oneを対象に2017年3月リリース予定。Kickstarterでは2,700,000ドル以上のプレッジが集まっており(記事執筆時点)、Wii U移植が実現する3,000,000ドル到達もそう遠くはないかもしれません。