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【特集】『蒼天のイシュガルド』から始める『ファイナルファンタジーXIV』…新米冒険者におくるアドバイス

いよいよ発売まで2週間を切った『蒼天のイシュガルド』に向けて、発売前の疑問やゲーム序盤のちょっとしたアドバイスを紹介していきます。

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先日よりアーリーアクセスが開始し、6月23日の一般発売まであとわずかとなった『ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド』。今回の記事では、どのパッケージを買えばいいのかといったおさらいから、ゲームを進める上で悩みそうなポイント、序盤で覚えておくといいちょっとした要素をカバーしていきます。

◆最初の疑問:どのパッケージを買えばいいの?


拡張パッケージはプレイヤーにとっては遊ぶ要素が一気に増える楽しみなものですが、ここから興味を持った人を悩ませるのが“どれを買えば遊べるのか”というところ。

これまで全く『ファイナルファンタジーXIV』をプレイしたことがなく、ソフトも一切持ってない人は、『ファイナルファンタジーXIV オンライン』と呼ばれる商品を購入すれば確実です。いちから始める際に必要なものがセットになった、一般的には“オールインワンパック”と言われる商品がこれに当たりますが、商品名は『ファイナルファンタジーXIVオンライン』となっているので、間違えないように気をつけましょう。

この商品は『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』と『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』がセットになっており、ソフトのほかに必要なサービス利用料が30日分ついてきます。PS3/PS4/Win/Macと機種別に用意されていますので、機種さえ間違えなければ“これを買えば遊べる”という内容になっているのです。

今はプレイを止めてしまっているけれど、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』のソフトを持っているという人は、『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』のソフトを購入して、あとはサービス利用料の支払いを忘れなければOKです。ただし、ソフトは同じ機種を購入する必要があるので、その点に注意しましょう。

パッケージ版とダウンロード版、各種特典や販売形態などを紹介すると情報量が一気に増えるのでザックリとした説明にしましたが、『蒼天のイシュガルド』特設サイトでは情報がみっちり網羅されています。まずは“自分が何を買えばいいのか”を覚えてから、細かい情報をチェックしていくといいでしょう。



◆最初の悩みどころ:キャラクタークリエイション
オンラインゲームで最初に待ち受けるのがキャラクタークリエイションです。ここで大きな悩みどころは種族、バトルクラスの2つでしょうか。ゲームによっては、この種族はこの戦い方に向いている……といった特徴がありますが、本作においては種族によるステータス差はほとんどありませんので、純粋に気に入った種族を選べば大丈夫です。カスタマイズできる項目もかなりのバリエーションがありますし、「ファイナルファンタジーXIV オンライン」は新種族のアウラが最初から選べますので、一通り触ってから決めるというのもアリですね。



そしてクラスの選択ですが、選ぶ上でポイントとなるのが、戦闘でのロール(役割)が存在していることと、ウルダハ、リムサ・ロミンサ、グリダニアという三都市のうちどこからゲームを開始するのかに紐付いていることの2点です。

ロールは敵からの攻撃を一手に引き受けるタンク、敵をせん滅するため攻撃メインとなるDPS、味方の回復でパーティーを支えるヒーラーの3種類があります。自分のプレイスタイルに合わせて選んでもいいですが、将来的にはクラスからジョブになるので、どのジョブをプレイしたいか、という理由で選んでみるのもいいと思います。「FF」シリーズでお馴染みのジョブが出てきますし、憧れって大事ですからね。



開始都市は序盤の展開が異なりますが、途中からどの都市も自由に行き来できるようになり、ストーリーの展開も合流していくので、好きな雰囲気で選んで大丈夫です。クラスも自由に変更できるようになるので、「これを選んだらあのジョブはできない」といったことはないのでご安心を。下の表にクラスの役割とどのジョブになれるか、開始都市はどこかをまとめましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

※双剣士/忍者、暗黒騎士、機工士、占星術師はゲームスタート時は選べません。ゲームを進めて条件を満たすと解放されていきます。

そうそう、キャラクタークリエイションの最後にゲームをプレイするワールド(サーバー)を選びますが、友達や家族など、誰かと一緒にプレイする場合は、同じサーバーを選択する必要があります。事前にワールド名を聞いておいたり、キャラクター作成時に連絡を取るなどをお忘れなく。


◆いざゲーム開始。親切設計のチュートリアルを頼ろう
キャラクターを作って都市に降り立ったら、どのゲームでも同じように、チュートリアルに沿ってプレイしていきましょう。基本的には、ゲームの進行に合わせて表示されるヘルプと、クエストを順にプレイしていくことで、操作方法から戦い方まで覚えることが出来ます。メインクエストを終えるまでは、レベル上げを意識しなくても遊べる親切設計となっています。

覚えておくと便利なのは、クエストには大きく分けて「メインクエスト」と「サブクエスト」があること。クエストを受けられるNPCの頭上にアイコンが表示されるので一目瞭然ですが、メインクエストとサブクエストではアイコンの種類が違うので、ストーリーを進める際に迷ったらメインクエストのアイコンを頼りに行動していきましょう。ゲームを進めていくと新しいクエストアイコンも出てくるのですが、そちらは追々覚えていけば大丈夫です。

左がメインクエスト、右がサブクエストのアイコンです。

ほかにも細かいポイントとしては、「初めて訪れた場所でエーテライトを見つけたら解放しておく」「できればチョコボポーターも解放しておく」「受けられるクエストは全部受ける&クリアしてから次へ進む」などがありますので、頭の片隅にでも入れておいてもらえればと思います。

エーテライトに触れておくと、テレポで移動できるようになるので非常に便利。


チョコボポーターは街から街へと移動できるサービス。一瞬で移動できるテレポと比べると少し時間はかかりますが、安価で利用できます。

◆ゲームに慣れたらパーティープレイに挑戦!
序盤のクエストはアイテムを誰々に届けて欲しいとか、モンスターを何体倒して欲しいといった簡単な内容がほとんどです。それらをこなしてゲームに慣れてきた頃、レベルで言うとレベル15以上になると今度はダンジョンに突入できるようになってきます。

ダンジョンはパーティープレイ専用なので、ほかのプレイヤーと一緒に進めることになります。ダンジョンよりも簡単にパーティープレイの感覚をつかめる「ギルドオーダー」というコンテンツもあるので、先にそちらをプレイしてパーティープレイの緊張をほぐしておくといいでしょう。



さて、ダンジョンには道中に様々な仕掛けがあったり、ボスによって攻略法が違ったりと、それぞれに特徴があります。ひとつひとつの攻略法を伝えていきたいところですが、かなりの数のダンジョンがあるので、ここではどのダンジョンでも共通しているロールごとの役割に絞ってポイントを説明していきましょう。

キャラクタークリエイションのところで触れたとおり、タンクは敵の攻撃をひきつける、DPSは敵を攻撃してやっつける、ヒーラーは味方を回復するというのが基本です。頭では分かっていても、実際にダンジョンでどうすればいいかというと、また違ってくるのが難しいところであり、楽しいところです。


序盤でロールごとの基本を掴んでおけば、後半のダンジョンに行っても余裕をもって進められるはず。

ここからはアクション名などちょっと具体的な説明が入るので、まだプレイを開始していない人は後で読みに来ていただくのがいいかもしれません。ただ、ストーリー終盤で訪れるダンジョンでも基本は変わらないので、自分のロールでやるべきことが分からない人、これからダンジョンに挑戦する人はぜひ参考にしてみてください。

■タンクの場合

まずタンクの場合は、敵にある程度近づいたら最初にシールドロブ、もしくはトマホークで攻撃を仕掛けましょう。その後、敵が近づいてまとまったところでフラッシュ、もしくはオーバーパワーを使います。敵はヘイト(敵視)と呼ばれる数値が一番高いプレイヤーに対して攻撃をしてくるので、これらのスキルでヘイトをうまく稼ぐことで、敵のターゲットをタンクに向けさせる、というわけです。

フラッシュは一定の範囲に効果があるので、上手く敵を範囲に含められるかも腕の見せ所。

慣れてくれば状況に応じてどれだけフラッシュやオーバーパワーを使えばヘイトが安定するか掴めてきますが、最初のうちは2~3回使ってみると安定させやすいです。その後は最初にシールドロブやトマホークで攻撃した敵を狙い、それを倒し終わったらまた次の敵へ……を繰り返して、敵のグループを全部やっつけます。

ヘイトは敵を選択していると、自分たちのパーティーリストにあるクラスやジョブのアイコンにゲージが表示されます。このヘイトバーを見つつ、各モンスターからのヘイトを1位にキープすることが、ダンジョン内でタンクの重要な役割となります。ゲームに慣れている人でもヘイトゲージの存在を知らずにプレイしていた、なんて人もいるので、重要なのに意外と見落とされがちなんですよね。


赤枠のところにヘイトゲージが表示されています。「A」がヘイト1位の証拠。数字はそのまま順位を示しています。

あとは“バフ”と呼ばれる防御系のスキルも欠かせません。例えば、序盤に覚えるランパートは自分が受けるダメージを10%軽減、ダンジョンにいけるレベルだと20%軽減に強化されていますので、超重要なスキルのひとつです。理想は避けられない強力な攻撃に対して使いたいところですが、序盤のダンジョンではシビアに使うタイミングを求められたりしないので、敵の数が多かったり、ボス戦でリキャスト(再使用までの待機時間)が完了したら、こまめに使っていくといいでしょう。

覚えたスキルの効果をちゃんと知っておくことも重要。

バフを使うことでヒーラーが回復魔法を使う頻度を減らすことができ、あわよくば攻撃にも参加してもらえ、敵のせん滅が早くなるといいことづくし。基本的にバフはメリットばかりなので、余らせるぐらいならじゃんじゃん使っていきましょう。

■DPSの場合

DPSは、タンクが最初に攻撃した敵に狙いをつけて攻撃していくのが基本となります。タンクと違う敵を攻撃していると、先ほど説明したヘイトが上がっていき、敵の攻撃対象が自分に移ってしまうので要注意です。

最初に攻撃したモンスターを倒した後については、少し待ってでも、タンクが次に攻撃した敵を狙うようにするのがオススメです。タンクと違う敵を狙うのももちろんですが、DPS同士で別の敵を狙ったりするとタンクがヘイトを維持するのに苦労してしまうのです。

番号マーカーを振ることも出来るので、不慣れなうちはこれがあると分かりやすいですね。

もしずっと同じ敵を攻撃してヘイトを取ってしまいそうな場合は、攻撃を緩めてみたり、ちょっとだけほかの敵を攻撃してみるのもアリですが、この辺の加減は慣れないと難しいので、少しずつ感覚を掴んでいきましょう。DPSもヘイトバーをよく見て、敵のターゲットが自分に来ないように調整するのも役割のひとつです。

ボス戦では追加で出現したモンスターを先に倒したりと、ギミックの処理を担当することもあります。そのため攻撃に集中するだけでなく、周囲の状況にも目を向けることもポイントとなってきます。また、条件を満たすと発動できる「リミットブレイク」はDPSが使うと大ダメージを与えられます。ボス戦で貯まっていたらリミットブレイクを撃つクセを序盤からつけておくといいでしょう。

序盤から使えるリミットブレイクもこの派手さ!

■ヒーラーの場合

ヒーラーはタンクを回復することが一番の重要な任務です。タンクだけでなく、自分やDPSがターゲットを取って敵から攻撃を受けたり、あるいは範囲攻撃に当たってしまったりと、状況に応じてパーティーメンバー全員のHPに気を使う必要があります。ただ、壁役のタンクが倒されてしまうと一気に壊滅の危機となるので、タンクのHPは特に気をつけておきましょう。

回復魔法を使っているとモンスターのヘイトが上がっていくので、ずっと回復をしていればいいというわけでもありません。理想はあと1回攻撃を受けたら回復魔法でちょうどHPが全快になるぐらいのところで回復魔法を唱えてあげること。そうすれば過剰に魔法を使うことがなくなり、MPの節約やヘイトを抑えることにも繋がってきます。……とはいえ、いきなりは難しいので、不安な場合は少しぐらい余計でも多めに回復しておくと安心です。

レベルが上がっていくと回復魔法の種類も増えるので、戦い方の幅も広がります。

最初はとにかく回復とヘイトに気を使っておき、余裕ができたら攻撃にも参加していきたいですね。クルセードスタンスを使った状態で攻撃すると攻撃魔法の威力が上がりますが、逆に回復魔法の効果が下がるので、慣れないうちは無理にクルセードスタンスを使うのは避けましょう。まずは通常の状態で、エアロを1発撃ってみるところからチャレンジしてみるのがオススメです。

◆序盤の山場:イフリート討伐戦


いくつかダンジョンをクリアしてストーリーを進めていくと、イフリートと戦う機会が訪れます。ここが序盤で最初の山場と言えるかもしれません。何と言ってもFFシリーズから連想する召還獣のひとりと戦えるわけですからね。

これまでのダンジョンのボス戦を思い出せば、クリアはそう難しくないと思います。ただ、タンクがしっかりとヘイトをキープしていてもランダムで誰かに範囲攻撃をしてきたりするので、参加者全員が攻撃に気を配っておく必要があったりと、気は抜けません。ボスを攻撃しているだけでは倒せず、途中でちょっとしたギミックも待ち受けていますので、フィールドの変化にも注意しながら戦ってみましょう。

ここまで来れば一通り戦えるようになっていると思います。この後もストーリーを進め、レベルが30になるとジョブになることもでき、より一層ロールごとの楽しさが増してきます。ジョブになるためには、メインとなるクラスのほかに、もうひとつ特定のクラスをレベル15まで上げる必要が出てきます。

メインクエストを進める上ではレベル上げをあまり意識しないかもしれませんが、討伐手帳、攻略手帳、F.A.T.E.、未クリアのサブクエスト、ダンジョンの周回、ギルドリーヴなど、経験値を稼ぐ方法はたくさんあります。実戦に近い形がいい場合はダンジョン、一度にたくさんプレイできる時間が取れない場合は各種手帳、ひとりでやりたい場合はギルドリーヴなど、プレイスタイルや状況に応じて選んでいきましょう。


討伐手帳はクラスごとに用意されているので、2つ目以降のクラスを上げる際は特にお世話になります。

F.A.T.E.は色んな場所で発生しますし、何より一番気楽にレベル上げできるのが嬉しいところ。

ジョブになるため、2つ目以降のクラスを育てる場合には、討伐手帳のモンスターを倒しつつ、F.A.T.E.に挑戦する、というのが鉄板ですので、こちらもぜひ参考に。ジョブになるために必要なクラス表をまとめてみましたので、これを見てジョブを目指してみてください。


◆◆◆ ◆◆ ◆◆◆

そうそう、最後に大事なこともお伝えしておきましょう。「蒼天のイシュガルド」が発売された後は、現在の「新生エオルゼア」の部分はかなり楽に進められるバランスに調整される予定です。なんでも、メインクエストだけに集中してプレイしても、特に苦労することなくエンディングを迎えられるとか。

それでも「発売まで待てない!」という人は、14日間無料でプレイできる「フリートライアル」で先行してエオルゼアの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。育てられるのはレベル20までだったりと、一部機能に制限がありますが、90日以内に製品版を購入すると「フリートライアル」でプレイした内容を引き継ぐことが出来ます。文字通りフリー(無料)で体験できるので、購入を迷っている人もぜひお試しを!

記事提供元: インサイド

※画像に誤りがあったので修正しました。コメント欄での指摘ありがとうございます。
《インサイド》
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